2026年6月21日、香港メディア・香港01は、中国で成人や青少年の過体重・肥満率が上昇し、特に内臓脂肪型肥満の深刻化と医療負担の増大が大きな課題となっていると報じた。

記事は、北京で17日に開催された第11回中国肥満予防管理科学大会において、現在の中国における成人の過体重率が約34.3%、肥満率が約16.4%に達しているという統計データが示されたと紹介した。

なお、中国の基準では、体格指数(BMI)24以上28未満を「過体重」、28以上を「肥満」と定義している。これは、世界保健機関(WHO)のグローバル基準(過体重25以上、肥満30以上)よりも、アジア人の体質を考慮して厳しめに設定された独自の数値である。

また、6歳から17歳の子どもや青少年においても、過体重率が約11.1%、肥満率が約7.9%となっており、次世代における肥満の流行も深刻な問題であることが浮き彫りになったと伝えた。

その上で、過体重と肥満が多くの慢性疾患のリスク要因となっているとし、それに起因する医療負担が増加し続けていることも大会の報告で指摘されたと報じている。

記事はまた、中国で内臓脂肪型肥満の問題が顕著になっていることにも言及。国家食品安全リスク評価センターの総顧問を務める陳君石(チェン・ジュンシー)研究員が、「腹囲が基準(中国では男性90センチ、女性85センチ)を超える人の割合は、BMIが基準を超える人の割合の3倍以上に達している」という研究結果を引用し、隠れ肥満の深刻さを強調したと紹介している。(編集・翻訳/川尻)

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