100元(約2400円)でカラオケなどを楽しむことができるほか、2食付きで1日中遊べる「一日交流会」が最近、中国のシルバー族の間で人気になっている。新華社が伝えた。

上海馨楽匯の責任者・魚暁輝(ユー・シャオフイ)さんは、「当店は高齢者の団体を対象としたセットメニューを提供している。昼食と夕食が付いており、食後はカラオケや囲碁、トランプなどを楽しむことができる。ワンランク上のセットメニューの場合、ダンスや声楽、モデルウォーキングなどを専門の講師から習うこともできる。チームの長期間の調査研究から、シルバー族の間では『ワンストップ式』の交流会という消費ニーズが非常に高いことが分かった。『一日交流会』は人気となっており、予約受付は9月まで入っているほどだ」と話した。

女性の饒さんは、「『一日交流会』にはすでに3回参加している。定年退職後は、都市の各エリアに住んでいるため、こうして集まっておしゃべりできるのはとても楽しい」と話した。また、同じく交流会に参加していた男性の胡さんも、「『一日交流会』に参加すると、新しい友達ができて、自分の活動範囲を周辺都市にまで広げることもでき、中高年の身心の健康にとっても良いことだ」とした。

上海の繁華街・南京路の歩行者天国では、「二次元関連のグッズの消費とシルバー経済が近年、商業施設の商品のモデル転換のハイライトとなっている。第一百貨商業センターの7階と8階は7000平方メートルのシルバー向けの体験スペース「百聯繁花里」にリニューアルされ、シルバー族を対象に衣食住や移動、アクティビティー、娯楽などが一体となった年齢を気にせずに楽しめる空間を提供しており、ショッピングや健康、学習、社交、レクリエーションといった機能が集まっている。

「百聯繁花里」から500メートルも離れていない場所にある「楽無憂小屋」は南京東路の第一医薬商店内にある。「楽無憂小屋」は健康サービスをテーマに絞り、シルバー族が聴覚や睡眠サポート、プロテクターといった各種健康器具を体験できるほか、健康相談ができる場所もあり、健康や高齢者に適したライフスタイルなどに関する専門的なアドバイスを受けることができる。

100元で1日中遊べる「一日交流会」がシルバー族の間で人気に―中国
コミュニティーが開いた「ゴールデンイヤーズ・ライフスタイル・カーニバル」マーケット

上海に住む男性・王さんは、「子供が電動車椅子を買ってくれるというので、ここに来ていろんな商品を試している。健康相談もできて、商品を安心して選ぶことができる」と話した。民政当局は楽無憂小屋に「区級リハビリ補助具レンタルポイント」を設置し、便利なレンタルサービスを提供している。

中国のシルバー経済の規模は2035年に30兆元(約720兆円)を超える見込みで、介護サービスの質の向上と高度化の貴重なチャンスが到来することになりそうだ。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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