中国の通信機器大手華為技術(ファーウェイ)は7月6日、スマートフォン新機種Pura90シリーズの海外版について、14日にマレーシア・クアラルンプールでグローバル発表会を開催すると明らかにしました。同機種はファーウェイのスマートフォンのフラッグシップモデルであり、海外市場向けに発売するコア製品として位置づけられています。
発表当日は多くの海外テック系ブロガーがSNSに同機種の海外版テスト動画を投稿しました。投稿動画では、スマホ画面のステータスバーには明確に5Gマークが表示され、ダウンロードの通信速度は1100Mbpsに達し、主流の5Gフラッグシップ機種と同等の通信速度を示しました。
これを受けて、多くの海外ユーザーは、「2019年の米国による制裁以降、ファーウェイのグローバル向けフラッグシップに5G機能が正式に復帰したのは今回が初めてだ」「ファーウェイは制裁の制約から脱し、5G技術が世界市場への正式な復帰を果たした」と評価しています。
また、アナリストは、「これまでの6年で、ファーウェイは外部に依存しない5Gスマートフォンの産業チェーンを構築してきた。これは技術的なギャップの解消にとどまらず、サプライチェーンの完全な自律性を実現する上での重要なブレークスルーを意味し、5Gチップの自社設計から、RFモジュール、アンテナ、関連部品に至るまで、同社は完全な自社開発・自社調達を実現した」と指摘しました。
一方、一部の業界関係者は、「今回発売するPura90シリーズ海外版の販売価格は1199ユーロに設定されており、アップルやサムスンのフラッグシップ機種とほぼ同じ価格帯にある。欧米では高級スマホ市場の8割がアップルやサムスンに占められており、ユーザーの使用習慣やエコシステムへの強い定着性がすでに形成されている。ファーウェイがこうした市場構造の中で突破を図るにはなお多くの課題が残る」と懸念を示しています。(提供/CGTN Japanese)











