中国・湖北省鄂州市で発生した竜巻で、マンションの部屋から投げ出された3人が死亡した。中国メディアの新黄河が8日に報じた。

記事によると、6日夜、同市内のマンションの6階に住んでいた家族のうち3人が、窓を閉めようとした際に強風にあおられて屋外に投げ出され、転落死した。一家は4人家族で、死亡したのは父親(50)と母親(44)、次男(年齢不明)だった。

長男(14)は当時、別の部屋の窓を閉めに行っており、割れた窓ガラスでけがをして出血。部屋に逃げ込んだところ両親と弟の姿が見当たらないことに気付いた。外に出て探し回ると、3人が共用スペースで倒れているのを発見し、急いで近所の住民に助けを求めたという。

親族によると、一家は経済的にあまり裕福ではなく、2年前に70万元(約1600万円)ほどのローンでこの中古マンションを購入、リフォームもせずにそのまま住んでいた。

親族は、「(同じマンションの)ほかの家は窓ガラスが割れただけだったのに、この家は窓全体が枠ごと吹き飛ばされていた」とし、窓の強度に問題があったのではないかと疑っている。

報道によると、7月6~7日、同省の黄石市、黄岡市、鄂州市、咸寧市などで激しい雨や雷を伴う暴風・竜巻が発生。8日の時点で11人が死亡、1人が行方不明、331人が負傷したという。(翻訳・編集/北田)

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