つり上げ荷重が中国最大の全旋回式半潜水起重機船の「四航永盛」が7月8日、中国南部の広東省江門市で正式に引き渡されました。
同起重機船は起重機能と海上輸送機能を一体化した非自航式の半潜水台船で、全長110メートル、型幅43.8メートル、型深8メートルで、積載面積は大型物流センター倉庫の1階分に相当する4800平方メートルです。
船尾には巨大な全旋回起伏式のクレーンが1基設置されています。このクレーンのジブ(腕)の長さは149メートルで、最大揚程(つり上げられる高さ)は172.5メートルに達します。このことは、50階建て以上の高層ビルの高さにおかれた荷物を精密に「つかみ取る」ことができる能力を持つことを意味します。そして船尾にクレーンを旋回させずに固定した状態では、1度に2200トンをつり上げることが可能です。この能力は、乗用車1500台を1度に吊り上げることに相当します。このような能力を持つ同船は現在のところ、中国で最大規模の起重能力を持つ全旋回式の半潜水型起重機船です。
中交四航局航通工程のプロジェクト技術担当者の黄晨光さんは、「全旋回での作業に対応しており、洋上で投錨している状態でクレーンを360度旋回させて作業を行うことができる。このことにより洋上の大型鋼構造物や風力発電用のジャケット式基礎(海底に設置する鉄骨の骨組み)、橋梁の重量級ブロックなどの超大型かつ超重量級の構造物のつり上げ作業を効率よく遂行できるため、多様で複雑な洋上工事現場に対応できる」と説明しました。また、大型起重作業に加え、船体にある4800平方メートルに及ぶ平坦な甲板を利用して大型構造物などを積載でき、1万トンの貨物を輸送することも可能とのことです。(提供/CGTN Japanese)











