中国メディアの快科技によると、中国で人型ロボットや四足歩行ロボットなどの開発を手掛ける宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)の創業者、王興興(ワン・シンシン)氏はこのほど、「2026王府井フォーラム」で基調講演し、ロボットの大衆的価値の方向性について語った。

王氏によると、今のロボットは30年前のパーソナルコンピューター(PC)のような存在であり、プロの開発者や技術愛好家にとって、最先端の人工知能(AI)技術を活用した二次開発や創造的なイノベーションのための重要なプラットフォームとなっている。

王氏は、「新たなアルゴリズムの研究や新機能の開発にロボットを活用するクリエイターが増えている」とし、「その結果、ロボットは単なるニッチなハイテク玩具から、大量消費、開発者によるイノベーション、そして将来の産業応用をつなぐ極めて重要な入り口へと進化を遂げている」と述べた。

さらに、「ロボットは急速に家庭や親子の活動の場へと浸透している」とし、「ロボットは、子どもたちが科学に触れ、工学を理解し、イノベーションへの関心を育むための重要な媒体としての役割を果たしており、中国の小中学生が、世界のトップ大学の研究室で使用されているものと同じ最先端の製品をその成長過程で実際に体験することを可能にしている」と語った。

また、「ロボットは、商業的なイベントやブランドのプロモーションの場において、新たな種類の情緒的価値をもたらしている」とも指摘。「SNSなどで共有したくなる要素がますます重視される今日の消費者市場において、ショッピングモールでのイベントやブランドによるローンチ、企業のショールーム、文化観光におけるパフォーマンスなどあらゆる場面で、ロボットは瞬く間に人々に注目される主役となり得る」とした。

王氏は、「私たちは今、ロボットが新たなタイプの消費者向け製品となるのを目にしている。ロボットは今後、さらに進化し、消費者向け製品として数多くの家庭に普及すると同時に生産性を高めるツールとして社会活動のより幅広い領域に浸透していくだろう」と語った。(翻訳・編集/柳川)

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