2026年7月23日、香港メディア・香港01は、中国が「体育強国」をテーマにした初の5カ年計画で、競技スポーツの「飯圏(ファンサークル)」化やアスリートの「網紅(インフルエンサー)」化の根絶を明記したと伝えた。

記事は、国家体育総局が22日に国務院の承認を経て発表した「体育強国建設「十五五(第15次5カ年)計画」の内容を紹介している。

まず、近年競技スポーツにアイドルファンのような応援文化が持ち込まれ、選手がインフルエンサーのように消費される傾向が問題視される中、「競技場文明の育成」の章で、「競技スポーツのファンサークル化、アスリートのインフルエンサー化の根絶」を明記したと伝えた。

そして、選手への応援投票活動の管理強化、省庁横断の連携メカニズム整備、世論誘導・対応メカニズムの構築を具体策として打ち出したほか、競技場におけるモラル行動準則の制定や、非モラル行為への法的対処も盛り込んだと解説した。

さらに、計画が業界の風紀粛正にも踏み込み、八百長や試合中の暴力など不正行為の厳格な取り締まりを掲げたことにも言及。青少年スポーツでは替え玉出場や年齢詐称の厳査、選手の技術等級認定の監督強化を明記し、サッカー・バスケットボール・バレーボールの3大球技や大会運営など重点領域での綱紀粛正に打ち出したと紹介している。

このほか、同計画は2030年までの数値目標として、1人あたりのスポーツ施設面積を約4平方メートルにする、定期的なスポーツ参加率を約40%に高める、国民の「体質優良率」を31.1%に引き上げる、世界チャンピオン獲得数の世界上位をキープする、スポーツ産業の総規模を7兆元(約168兆円)超とするという5つの指標を設定したと説明。全国民フィットネス計画や対外交流など計38項目の重点任務と8つの重点プロジェクトを定めたと伝えた。(編集・翻訳/川尻)

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