日本プロ野球の2軍リーグ、ファーム・リーグのオイシックスに所属する台湾出身の陽岱鋼が、今季限りで引退することが台湾でも報じられた。

球団は27日、「陽岱鋼選手引退のお知らせ」と題する文章を発表し、「今シーズンをもって、引退することを決意いたしました」とつづられた陽本人のコメントを紹介した。

コメントでは、自身に関わってくれたすべての人々への感謝の言葉が述べられ、福岡第一高校から最初に入団した日本ハム、その後所属した巨人のほか、日本以外でプレーしたことへの言及も見られる。

陽の引退について、台湾メディアのCTWANTは8月1日に新潟市内で引退会見が開かれる予定だと紹介。また、「現在39歳の陽は野球の夢を追うために中学校卒業後に日本に留学し、福岡第一高校で学んだ」とし、2013年のパ・リーグ盗塁王、12~14年と16年のゴールデン・グラブ賞受賞などについても伝えた。

一方、台湾・NOWnewsは「引退のニュースを受け、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)や盗塁王、ゴールデン・グラブ賞などの功績が改めて注目され、『大谷翔平が正座して陽岱鋼から守備を学ぶ』映像もSNSで再び話題になっている」と紹介。記事によると、この映像は14年に撮影されたもので、当時日本ハムに所属していた大谷はチームメートの西川遥輝と共に外野の芝生で正座し、主力外野手の陽から守備位置や試合での細かなポイントについて説明を受けていた。

MLBを代表するスター選手となった現在の大谷の姿と当時の姿のギャップが大きく、ファンからは「大谷を正座させて講義できるのは陽さんだけだ」との声が上がっているという。

NOWnewsはまた、大谷がMLBに移籍した後、台湾出身の張育成(ジャン・ユーチョン)と顔を合わせた際に最初にかけた言葉が陽を知っているかどうかを尋ねるものだったとのエピソードも紹介した。(翻訳・編集/野谷)

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