中国は24日午前7時33分、東風商業宇宙イノベーション試験区においてキャリアロケット「力箭1号遥15」を使用し、「甘徳コンステレーション」第1期の初号機「甘徳1号01衛星」など5基の衛星を打ち上げた。衛星は順調に予定軌道に投入された。
甘徳コンステレーションは、遨天科技(北京)有限公司(以下、「遨天科技」)が構築を進める中国初の商業宇宙デブリ監視衛星コンステレーションだ。計120基の衛星を打ち上げる計画で、低軌道と高軌道を組み合わせた構成を採用し、3期に分けて配備され、2030年までの完成を目指している。
その先駆けとなる「甘徳1号01衛星」には、高感度の天体観測カメラが搭載されており、低・中・高軌道の宇宙目標を広範囲に観測できる。微小な宇宙デブリを高精度で特定し、センチメートル級の宇宙デブリカタログを動的に更新するための基盤を提供する。
注目すべきは、「甘徳1号01衛星」に搭載されているAIコンピューターが衛星に「自律的に思考する」能力を与えている点だ。インテリジェントアルゴリズムにより、地上から頻繁な指令を受けることなく、通常観測、緊急時対応、迅速な追跡といったミッションを自律的に実行できる。
さらに、遨天科技が独自開発した複数の新型推進システムとの組み合わせにより、この衛星は柔軟な「宇宙空間での機動能力」を備え、異なる軌道間を移動して近接観測などの複雑な軌道上ミッションを実施することも可能となる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)











