中国税関総署広東分署が発表したデータによりますと、上半期の広東省の貿易輸出入額は前年同期比20.8%増の5兆4900億元(約132兆2000億円)となり、同期間として初めて5兆元の大台を突破しました。このうち、6月の単月貿易規模は初めて1兆元を超えました。

広東省の貿易額は中国全国の21.6%を占め、全国の貿易成長に対する寄与率は25.6%に達し、シェア、増加額、寄与率のいずれも全国トップとなっています。

上半期の広東省の貿易動向を見ますと、輸出は前年同期比11.6%増の3兆2200億元(約77兆5000億円)、輸入は同36.8%増の2兆2700億元(約54兆7000億円)でした。地域別では、中国と国交を結ぶアフリカ諸国、ASEAN、中南米などの新興市場との輸出入の伸びが際立っています。

取扱品目では、工業製品とグリーン関連分野の成長が顕著です。上半期、広東省の機電製品の輸出は前年同期比16%増の2兆2700億元となりました。ハイエンド製造業が高い国際競争力を示しており、ドローン、ハイエンド工作機械、産業用ロボットなどの輸出がいずれも前年同期比で増加しています。グリーン・低炭素製品のうち、リチウムイオン電池と電気自動車の輸出は、それぞれ前年同時期比42.7%、35.3%増加しました。

輸出入事業者もさらに活発化しています。上半期、広東省で輸出入の実績がある企業は17万4000社と、前年同期から4万4000社増加しました。このうち民間企業は15万3000社で、輸出入額は3兆6900億元(約88兆9000億円)でした。外資系企業の輸出入額は同14.5%増の1兆6200億元(約39兆170億円)となり、10四半期連続で前年同期比のプラス成長を維持しています。

11月には、第33回アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が広東省深セン市で開催されます。

深圳は中国と他のAPEC参加国・地域との貿易で最大の都市であり、上半期の他のAPEC参加国・地域との輸出入額は前年同期比33%増の1兆9800億元(約47兆7000億円)に達し、今後も持続的な成長が見込まれています。

6月末、現地の税関が省内の貿易重点企業1000社以上を対象に実施した貿易景況感調査によりますと、輸出入の受注が増加したと回答した企業の割合が顕著に上昇しました。企業の先行きに対する自信も引き続き強まっており、下半期の広東省の輸出入も引き続き好調を維持すると期待されています。(提供/CGTN Japanese)

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