中国メディアの観察者網によると、中国の長江存儲科技(YMTC)が4~6月のNAND型フラッシュメモリー出荷量シェアで初めて世界3位に浮上したことが、調査会社カウンターポイントリサーチの報告書で分かった。

報告書によると、出荷量シェアでは、韓国のサムスン電子が25%で首位を維持し、韓国のSKハイニックスが22%と僅差で続いた。

YMTCは日本のキオクシアを僅差で上回る14%で3位に浮上し、米国のマイクロン・テクノロジーが13%で5位だった。

出荷金額シェアでは、YMTCはマイクロンとキオクシアに及ばなかった。製品ポートフォリオがコンシューマー向け用途に偏り、単価の高い企業・データセンター向けSSDのシェアが比較的低いことなどによるもの。

人工知能(AI)がNAND型フラッシュメモリーの需要を左右する決定的な要素となっている。AIのパラダイムが学習から推論へと移行するに伴い、KVキャッシュやデータセットを高速かつ低消費電力で保持できるストレージへの需要が急増している。

サーバーがNANDビットの大部分を占めるようになるに伴い、2027年までの収益性は、最も多くのビットを出荷する企業ではなく、適切な製品構成で出荷する企業によって決まることになる。

YMTCは、資本支援の道が広がる中で今年後半に製品構成をeSSDにさらにシフトし、世界3位の地位を確固たるものにする計画だ。(翻訳・編集/柳川)

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