中国のSNS・小紅書(RED)に18日、「日本から帰国して本気で日本への未練を断ち切ろうとしているが、失敗」と題する投稿があった。

投稿者は、「タイトルの通りで、帰ってきてからずっと日本を恋しく思っている。

次に日本へ行くためのお金を貯めるにはいったいどれくらいかかるんだろう……。それどころか、どうすれば日本に住み続けられるのか、どこに行けばお金を稼げる仕事を見つけられるのかってずっと考えている」と明かした。

その上で、「もうすぐ大学4年生になり、インターンシップや就職先選びを考える時期だ。今回の日本旅行で、人生にはもっと多くの可能性があることを知った。でも、自分には何かを変えて、もっと大きなことに挑戦するのは難しいとも感じている。今はどの業界に行っても大変な気がする。今回の旅行費用は、家庭教師をしたり、生活費を節約したりして貯めた。就職したら、たぶん今よりも生活に余裕がなくなるだろうな」とつづった。

また、「(四川省)成都でのインターンシップ期間の給与は2000元(約4万7000円)ちょっと。正社員になって3000元(約7万円)の仕事なんてしたくない」とし、「いっそのこと安定を求めて公務員試験や公的機関の採用試験を受けようかと思うこともある。給料は高くないけれど、安定した幸せな生活を送れる。一方で、一生毎日同じことを繰り返すだけなのは嫌だし、心身ともに疲れ果ててしまいそうな気もする」と悩ましい胸の内を吐露した。

投稿者は、日本でアルバイトをしながら語学学校に通うことも検討しているといい、その流れで就労ビザの取得を目指す案を披露。ただ、周囲の人からは「海外には予想できないリスクもある」「日本は旅行するのには向いているけれど、実際に働くとかなり息苦しい」などと言われていると説明した。

さらに、北京や上海といった大都市での仕事のストレスを考えると、内陸部でコンビニの店員でもしてお金を稼いだ方がいいんじゃないかとの思いもあるとしつつ、そうすると給与水準が低いことから日本に旅行に行くためのお金を貯めるのは相当に時間がかかるとの心配があるとし、「いったいどうやってお金を貯めればいいんだろう。次に日本に遊びに行けるのはいつになるんだろう」「美しい日本と、迷い続ける20代」などと記した。

この投稿に、特に日本在住のユーザーからコメントが多く寄せられ、「日本は生活するのと旅行するのとでは、まったくの別世界」「何回か行ってるうちに、魅力を感じなくなるよ」「本当に生活するなら、日本に対する色眼鏡は捨てるべき」「日本での生活は極度に抑圧的。ルールが多く、(人々の)考え方が古い」「融通が利かない。約束の時間も少しでも前後するとだめ」「私の永住権あげるから代わってよ。クソみたいな仕事、外国人と話したがらない同僚、人間の言葉が分からない昭和気質の上司、事なかれ主義の彼氏、全部あげる。日本に対する夢が完全に覚めると思う」「生活と旅行は本当に別物。私は家族で日本から帰国したけど、その後も日本旅行には行ってる」といった声が上がった。

一方、「そんなに日本が好きなら来るといいよ。私は日本に10年近くいるけど、帰国したいと思ったことは一度もない」「日本で3年、楽しく生活している。

抑圧的かどうかは慣れの問題だと思う。ルールを守り、人との距離をある程度取りたい人には向いてる」「日本で生活してもうすぐ10年になるけど、生活する方が旅行するより静かで心地いい」「初めて日本を旅行した時に日本で生活しようって決めた。それから十数年経ったけど、楽しく暮らしてる。どこだって、いい人もいれば悪い人もいる」「私も日本の秩序が好き。心が落ち着く」「みんなは抑圧的と言うけど、秩序に敏感な自分としてはとても気に入ってる。日本に来たいという思いがあるなら試してみた方がいい。人生って結局、体験じゃないか」といった意見も少なくなかった。

また、日本で留学したり仕事を探したりすることについては、「僕の友人は日本語を7カ月勉強して日本語能力試験2級(N2)レベルに達して、それから日本に留学した。あなたも試してみるといい。本当に行きたいのなら、きっと大丈夫」「日本語がある程度できるなら来ればいい。こっち(日本)では最低賃金でもある程度人間らしく暮らせるよ」「少しでもお金が貯まっているなら、日本の語学学校に留学を申し込んでみたらどうか。留学ビザで(週に)28時間までアルバイトできる。

うまくいかなきゃ帰国すればいい。人生のちょっとした試しとして」「君はまだ若いし、可能性はたくさんあると思う。語学学校に通ってから仕事を探すのは、今の為替レートだと得策じゃない。N2は持ってるの?あるならN1に挑戦するといい。それがあれば、日本で販売の仕事に応募できる。若いうちにたくさん挑戦して、28歳くらいまでには生活を安定させた方がいい」など、応援する声が見られた。

一方で、「大人しく国内にいなよ。飛び出していったとして、(日本で)いい仕事を見つけるまでは国内よりもずっと苦しい生活を強いられることになる」「日本で稼ごうとするのは厳しいと思う。中学生や高校生の頃からこっち(日本)で生活していない限りはね」「(日本は)稼げないというだけでなく、不安定さが問題。政策がころころと変わる中、(外国人は)いつ追い出されてもおかしくない。良い仕事は外国人には回ってこないのが現実。残業なしの仕事もすぐに見つけられるわけじゃない。

旅行する程度にしておいた方がいい」「お金はいつか貯まるもの。経済的に自立すればまた(日本に行く)機会はあるよ。あと、(公務員など)体制内に入ると海外に出るのは難しくなるらしいからね。未来はまだ長いんだから気長に」などのアドバイスが寄せられた。

このほか、「学生の間にそんな見識を広める機会があったなんて、あなたがうらやましい」「私は卒業したら日本で仕事を探そうと思ってる。自分のことはよく分かっているから、他人にどんなにネガティブなことを言われても、自分でやってみるまであきらめない」「日本旅行での消費体験は確かにすごく良かった。2年前に行ったけど、最高の時間だった」「私も日本から帰ってきてひどいロスになった。京都が好きすぎた。あっちで一生生活したいと思った。卒業旅行で行ったんだけど、帰ってきてからは鬱になって、毎日、旅行の時の写真を眺めてる」「私もこの夏休みに行ってきた。行こうかどうかずっと悩んでた。今は(中国で)お金を稼ぐのが本当に大変だから。

でも、実際に行ってこの目で見てみたかったんだ」といったコメントが書き込まれている。(翻訳・編集/北田)

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