中国メディアの第一財経は8月31日、中国人観光客が夏休みに訪れた地域について分析した。
記事によると、中国人の海外旅行はコロナ後から引き続き回復傾向にあり、行き先や出発都市、旅行スタイルがより多様化している。
目的地別では、シェンゲン圏が特に好調で、ビザ申請件数は前年同期比で2桁増となった。ドイツとイタリアの申請が2桁増となったほか、ベルギー、ブルガリア、チェコ、ポルトガル、エストニア、ラトビアなどの申請も大きく伸びた。
長距離旅行先では、カナダ、スイス、英国、米国が引き続き人気を集め、留学、親族訪問、ビジネスなどが主な需要となっている。今夏はサッカーのワールドカップ(W杯)が欧州や北米旅行を後押ししたほか、北米の教育への関心も需要を支えているという。
短距離旅行では、韓国への旅行熱が高まっている。韓国観光公社によると、2026年1~7月の訪韓外国人は1280万人で、前年同期比21.3%増となり、中国本土からの旅行者は399万人で最多だった。年間では700万人を突破すると予想されている。
出発都市も多様化しており、上海、北京、広州が依然として上位を占める一方、直行便の拡充を背景に杭州や成都が大きく伸びた。旅行スタイルでは、少人数の高品質ツアー、文化体験、留学・研修旅行など、個性化・没入型の旅行を選ぶ人が増えている。
また、シニア層が申請者全体の3分の1以上を占め、欧州の文化旅行や歴史遺跡、自然・人文体験、クルーズなどの主要な需要層となっている。(翻訳・編集/北田)











