2026年8月30日、香港メディア・香港01は、サッカー中国スーパーリーグの試合でゴールを決めた中国人選手が、テレビ生中継のカメラに向かって「動物虐待をやめよう」と訴えるすね当てを掲げてアピールしたと報じた。

記事によると、29日夜に行われた河南―重慶銅梁龍の試合で、重慶所属の阮奇龍(ルアン・チーロン)が58分にミドルシュートで得点を挙げた後、看板を飛び越えてすね当てを取り出し、全国中継のカメラに向けて高く掲げた。

すね当てには「停止虐待動物(動物虐待をやめよう)」の文字と白黒模様の猫のイラストが描かれていた。

阮は翌30日に自身のSNS・微博(ウェイボー)で「自分らしく。今年初ゴール、皆さんありがとう」と投稿したことに言及。2023年の怪我から復帰して以降のスーパーリーグ初得点であったことを紹介した。

記事によると、すね当てに描かれた白黒猫のイラストは、23年に中国で発生した悪質な動物虐待事件に由来するという。有名グルメ動画配信者が盗んだ白黒猫を残虐に虐待・殺害し、その動画をネット上で販売して行政拘留された事件をきっかけに、全国で動物虐待防止法の制定を求める声が高まっていたとのことだ。

記事は、公のプロスポーツの生中継を通じて「公人」(社会的な影響力を持つ人物)が明確に動物保護や法整備を訴える行為は中国国内で極めて異例であると指摘。ネット上やサポーターの間で「テレビ生中継で動物虐待反対を訴えた初の公人として記憶されるべきだ」「声を上げてくれてありがとう」と大きな賛辞と感謝の声が寄せられていると伝えた。(編集・翻訳/川尻)

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