チベット自治区キドン県で8月26に発生した土石流の被害状況について8月30日、キドン県で記者会見が開かれました。8月26日午前、ネパール側で発生した土石流により、チベットのシガツェ(日喀則)市キドン(吉隆)県の国境検問所で多くの死傷者、行方不明者が出ました。
今回の土石流は、極めて大きな高低差と非常に速い流れが相まって、甚大な被害をもたらしました。約20キロメートルにわたる流下経路の高低差は3300メートル近くに達し、氷河の崩壊から土石流が国境検問所を襲うまでわずか7分しかかからず、平均流速は毎秒50メートルに達しました。人々にはほとんど避難する時間がなく、災害の規模、衝撃の大きさ、人的被害の状況はいずれも極めて深刻なものとなっています。
土石流発生後、チベット自治区は直ちに自然災害に対する最高レベルの一級緊急対応および一級救助緊急対応を発動し、キドン県「8・26」土石流災害緊急救援指揮部・前線指揮部を設置しました。また、財政部と応急管理部は1億2000万元(約28億8000万円)の資金を緊急に拠出し、国家発展改革委員会は1億元(約24億円)の資金を手配し、救援活動と災害後の応急復旧を支援しています。現場には各部門から救援隊員2141人が動員され、救援車両269台、救援装備3922セットが投入され、水・陸・空の3方面から被災地の中心部に入り、救援活動を進めています。(提供/CGTN Japanese)











