仏国際放送局ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版は26日、中国の若い女性の間で「腋毛の自由」を訴えるブームが起きているとする仏紙ル・モンドの報道を紹介した。
ル・モンドの記事によると、社会から脱毛を求められるプレッシャーに抵抗感を示す中国の若い女性が増えている。
小紅書(RED)や微博(ウェイボー)などの中国のSNSに投稿されたこうした写真や動画に対しては、批判的な声がある一方で称賛する声もあり、投稿者に脇毛を金色やピンク色に染めるよう勧める人までいるという。
こうした論争に対し、ある投稿者は「これは特に過激なことではなく、性的な嗜好を持つ人を喜ばせるためでもない。みんなに選択肢の多様性を見てもらいたいのであり、脇毛を剃らないことは人間にとってごく自然なことで、それは男女を問わない」と訴えている。
同記事によると、一部の女性権利活動の発起人は脇毛について「女性の身体に対する自己決定権の問題であり、女性には自分の身体をどうするか自由に決める権利がある」と主張している。
一方、微博では女性の脱毛に関するネットアンケートも実施されており、回答者の70%以上が「女性は脱毛したほうがよい」と答えた。この結果は中国の主要メディアによって広く報じられた。
同記事は、「中国の女性の間で脱毛が半ば義務的な位置付けになったのは1990年代に入ってから」とし、「中国ではもともと儒教文化の影響から自らを傷つけることを慎むという考えがあったが、経済開放が進んだ中国の市場に海外の美容メーカーが進出し、次第に滑らかな脇が受け入れられるようになった」と説明した。
その上で、「こうした身体の自己決定権を求める流れが、海外企業の過度な影響から脱却し、盲目的な消費に反対し、中国文化への自信を取り戻すことを呼びかける中国政府の方向性と、図らずも合致する可能性がある」と指摘している。(翻訳・編集/北田)











