自律反発狙いの買いが先行する流れ。
ただ、上値は限定的。中国経済を巡る不透明感が依然としてくすぶっている。中国GDP成長率の下振れなどを受けて、外資金融大手は2026年GDP成長率見通しを相次ぎ下方修正した。指数は安く推移する場面もみられている。
一方、中国で朝方公表された実質的な政策金利となる7月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、予想通り14カ月連続で据え置かれた。ただ、金融緩和の余地はあるとして、一部のアナリストは経済状況によっては利下げに踏み切る可能性があると指摘している。(亜州リサーチ編集部)
銀行・保険が相場けん引。
石油・石炭株も物色される。中国海洋石油(600938/SH)が10.0%(ストップ)高、中国石油天然気(601857/SH)が7.0%高、中国石油化工(600028/SH)が4.2%高、中国中煤能源(601898/SH)とエン鉱能源(600188/SH)がそろって10.0%(ストップ)高で取引を終えた。原油相場の高止まりが支援材料。中東不安を背景に、WTI原油先物は6月中旬以来、約1カ月ぶりの高値水準で推移している。公益株、医薬株、消費株、運輸株なども買われた。
半面、ハイテク株は急落。通信機器製造・販売の江蘇永鼎(600105/SH)が10.0%(ストップ)安、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が9.9%安、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が9.8%安、銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)とLED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)がそろって6.8%安、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が6.7%安で引けた。そのほか、素材株、不動産株、インフラ関連株の一角も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.20ポイント(0.45%)高の270.46ポイント、深センB株指数が18.79ポイント(1.71%)高の1115.11ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











