巨人が阪神との首位攻防戦で痛恨の3連敗を喫し、ゲーム差は4・5に開いた。先発した小笠原慎之介投手(28)が4回73球を投げて4安打3失点で3敗目を喫した。
最後の砦(とりで)でも、虎の勢いを止められなかった。小笠原が悔しそうにベンチへ座り込んだ。連敗で迎えた天王山3戦目の先発を託され、加入後最短4回3失点で降板。ここまで6試合全てでクリアしていたクオリティースタート(6回以上自責3以下)が途切れた。
29日の第2戦で球団19年ぶりに伝統の一戦6連敗を喫し、自力優勝の可能性が消滅した橋上巨人。4週連続6連戦の最終戦でもある8月ラストゲームで左腕が連敗ストップを託された。試合前時点で3勝2敗、防御率1・85の安定感。「自分の投球をして野手にいい流れをつくりたい」と敵地のマウンドに上がった。
今季の阪神戦は先制を許すと2勝12敗。
なお1死一、三塁から近本に二盗を許しピンチ拡大。ここでアクシデントが起きた。捕手の大城が右腕を気にするしぐさを見せて交代。イニング途中から小笠原と甲斐が初コンビを組むも、再開直後の初球を中野に仕留められた。中前への2点適時打で一挙3失点。4回はゼロに抑えたが阪神ペースで試合が進んだ。
相手先発は巨人戦10連勝中の右腕・才木。首脳陣はベテランの丸を「5番・左翼」で1か月ぶりに先発起用し、3番・ダルベック、4番・大城とクリーンアップを形成した。先取点を奪いたい打線だったが、2回1死二塁、3回1死二塁、4回2死一、三塁の好機を全て生かせず。5回も無得点で攻略に苦しんだ。
被安打4、73球で小笠原は降板。継投に入り5回は森田が1回1安打0封で、15試合連続無失点とした。
攻撃陣は6回にも2死一、二塁と得点圏を作ったが泉口が三飛。37歳・丸の3打数3安打を生かせず、Gキラーの才木に6回5安打無失点の快投を許した。
中継ぎが5回以降無失点で踏ん張る中、野手陣は沈黙。7回は及川、8回は岩崎にゼロに封じられた。










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