プレミアで増えないイングランド人監督 2部からの昇格くらいし...の画像はこちら >>

マンUを指揮するキャリック photo/Getty Images

自国の監督の育成は進んでいない

イングランド・プレミアリーグで長らく問題となっているのが、イングランド人監督の少なさだ。現在イングランド代表はドイツ人監督のトーマス・トゥヘルが指揮しているが、代表を任せたいと思うイングランド人監督が見当たらないのが実情だ。



プレミアリーグでイングランド人監督が結果を残し、そこからイングランド代表監督の仕事に就くのが理想の流れかもしれないが、なかなか実現していない。

今季もプレミアで指揮を執るイングランド人監督はコヴェントリー・シティのフランク・ランパード、マンチェスター・ユナイテッドのマイケル・キャリック、イプスウィッチ・タウンのゲイリー・オニールの3人のみ。しかもこのうちコヴェントリーのランパードとイプスウィッチのオニールは昇格組のチームだ。

英『FourFourTwo』は多くのクラブが失敗を恐れ、経験のないイングランド人監督を雇おうとしないと取り上げている。今のところはランパードのように、2部からチームを昇格させるくらいしかイングランド人監督がプレミアで仕事を得る道は無いとも言える。

問題提起している人物もいて、例えば今年3月から3ヶ月だけイタリアのチェゼーナの指揮官を務めた元イングランド代表DFアシュリー・コールは「経験がないとよく言われるし、言いたいことは分かる。でも、どうすれば経験を積めるのか」と語る。

チェルシーと代表で同僚だったジョン・テリーも「私もいくつか監督業の面接を受けたが、トップチームでの経験不足のために採用されなかった。しかしチェルシーと代表で主将を務めてきた経験があるし、チームや選手を束ねる点においてこれ以上出来ることはあまりないと思う」と語っている。

コールはU-21イングランド代表でアシスタントコーチも務めたが、国内クラブでの指揮は実現していない。

同メディアは今季イングランド2部の昇格候補にイングランド人監督はいないと伝えていて、このままでは来季もプレミアで指揮するイングランド人監督は増えそうにないと見ている。

監督の育成はイングランドの課題だが、解決への道は見えてこない。

編集部おすすめ