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浦沢直樹「YAWARA!」だれがよく投げられたのか。最高勝率ベスト10

2016年2月9日 09時50分 ライター情報:山川悠
『そばに天才がいた方が、市井の人を徹底的に描けるんですよ、逆に。天才とのコントラストがあることで、彼らのドラマが成立するから』
漫画家・浦沢直樹さんのインタビューが掲載された単行本『描いて描いて描きまくる』。1986年にビッグコミックスピリッツで連載開始された『YAWARA!』について語っている一文である。

『YAWARA!』とは天才柔道少女・猪熊柔が数々のライバルを投げ飛ばしていく柔道漫画。柔さんとライバルたちの間にどれほどのコントラストがあるのか、各登場人物の戦績をTOP10形式で集計していく。

ルールは以下の通り。


単行本YAWARA! 全1巻から29巻に掲載された話が対象。
練習試合、公式戦の勝敗数を集計し、勝率で優劣を決める。
引き分けは負け扱い。不戦勝、無効試合などは対象外。
試合の様子が描写されていないものも対象外。
性別・階級は関係なし。
規定勝利数4勝。

ランキングは以下の通りになった。



第10位 大垣 典子


強豪・筑紫大学のツンツン頭。三葉女子短大柔道部との練習試合では、ドキドキしすぎて柔道歴一か月の南田さんに出足払いをくらい、痛恨の一本負け。
紫陽花杯(団体戦)では先鋒として出場。初戦では戸坂女子大相手に4人抜きを達成(抑え込みで4人目に勝利したところが描写されている)。決勝の相手は再び三葉女子短大。ここでも4人抜きをしたのち、大将の柔さんに投げ飛ばされた。対柔戦は3戦3敗。『描いて描いて描きまくる』では大垣さんが柔さんに投げ飛ばされたシーンが見開きカラーで掲載されている。勝率55.5%で第10位。

第9位 クリスティン・アダムス


61kg以下級でカナダの選手。ジョディの隣によくいる人。バルセロナオリンピック初戦の相手は富士子さん。緊張でガチガチの富士子さんに出足払いでポイントリードし、ギリギリで優勢勝ち。決勝戦では得意技の袖釣り込み腰で一本勝ち。世界選手権に続いて金メダルを獲得した。
柔さんとテレシコワさんに一回ずつ負けている。強キャラなのは間違いないのだが、試合のシーンが少なく、だれ以上だれ以下の強さなのか分からないまま終わってしまった。4勝2敗の66.6%で第9位。

第7位 フルシチョワ


テレシコワと一緒に出てくるソ連代表。下の名前は不明で、小型テレシコワと呼ばれる。強キャラにはあっさり負けるが、雑魚キャラは派手に投げ飛ばして勝つ。敗北を喫した相手は柔さん、さやかさん、マルソーの3人。

ライター情報

山川悠

平成元年生まれのライター。AB型。左利き。遠藤周作が好き。「漂流教室」も好き。チョコラブと暮らしています。

URL:Twitter:@ymkw1989

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