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櫻井翔「先に生まれただけの僕」オープンキャンパスで高校生団結マジ泣き、ペップトークパワーの5話

2017年11月18日 09時45分 ライター情報:米光一成
「嵐」の櫻井翔が主演のドラマ『先に生まれただけの僕』(毎週土曜 後10:00/日本テレビ系)、今日(2017年11月18日)後10:00から第6話放送だ。

「オープンキャンパス」をもう一度やろうってことで奮闘するエピソード。

すごいドラマだな!
今回、ドラマのクライマックスシーンは、オープンキャンパスで行われた高校生たちのパフォーマンス。
DJが音楽を流し、はじまったのは巨大な紙に三人がかりで巨大な字を書く書道パフォーマンス。
書き終わると、矢を射って、くす玉を割り、金紙が舞う。
書道の文字は、「ボクらの未来。ボクらが創る」。
拍手がおこり、校歌斉唱。
イラスト/米光一成

パフォーマンスが、しっかりまるまる描かれる。

従来のドラマツルギーによる感動を描こうとしていない感じだ。
「いやーこれマジで学生たちがんばって作り上げたんだろうなー」
「泣いている学生がいたけど、あれ、本当にやり遂げた感動で泣いてたよねー」
ドキュメンタリー番組か、実際に母校の高校にいったら学生がみんなキラキラしてた!ってタイプの感動だった。

いや、このドラマ、なんか凄いことやろうとしてるな。
学生がひとクラスぶんしかいないのではなくて、たくさんいるのも、そういったドキュメント感を出したいという意図なのだろう。

オープキャンパスのイベント、学生たちをやる気にさせたのが「ペップトーク」。
ペップ(Pep)というのは英語で「元気づける」「活気づかせる」という意味。
語源的にはPepperと同じで、ピリっとさせるイメージか。

スポーツの現場で、監督や指導者が、選手を鼓舞激励する短いトークのことを「ペップトーク」と言い、
それ以外の現場でも、鼓舞激励の口調を使ってみようという考え方だ。

前回、前々回で、アクティブラーニングが登場した。
学生が主体的に学んでいくスタイルの授業だ。だが、それは学生に投げっぱなしではなく、
先生は生徒のようすをしっかりと観て、コーチしていかなければならない。
この「コーチ」するためのひとつの方法として「ペップトーク」が出てきたのだろう。

ドラマのなかで、真柴先生(蒼井優)が、ペップトークを使う。
オープンキャンパスのイベント、いい案が出てこなくて、ぐだぐだになっていた学生たち。
真柴先生が言う。
「1! みんなはいまとてもむずかしい課題に取り組もうとしている」
棒読みである。
「2! それはこれからの京明館を変えるかもしれない重要な課題である」
学生は、何を言い出したんだ? と戸惑う。

ライター情報

米光一成

ゲーム作家/ライター/デジタルハリウッド大学客員教授。代表作「ぷよぷよ」「BAROQUE」「想像と言葉」等。

URL:Twitter:@yonemitsu

コメント 1

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    めちゃくちゃ良かった。感動した。

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