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宝くじ高額当選者の陰と陽を「モグラ」と「末路」に学ぶ。10億円当たったらどうしよう…

2017年12月17日 09時45分 ライター情報:井上マサキ
年末ジャンボ宝くじの季節である。なんといっても1等の当せん金が7億円、前後賞を合わせると10億円にもなる。目の色が変わる金額であるが、そんなに簡単に当たるものではない。宝くじ売り場にはたくさん預金してるはずなのに引き出せないんだよなぁ、とお嘆きの方も多いに違いない。

では実際に宝くじで高額当せんすると、人生はどうなってしまうのか。『ねほりんぱほりん ニンゲンだもの』『宝くじで1億円当たった人の末路』から、宝くじ当せんの「陰と陽」を見てみよう。
『ねほりんぱほりん ニンゲンだもの』(マガジンハウス)。パイロット版2回+シーズン1 16回の放送を文字起こし。人形操演の裏側、山里&YOUインタビューも収録。

1億円は「天からのプレゼント」


『ねほりんぱほりん ニンゲンだもの』は、Eテレで放送中の『ねほりんぱほりん』を書籍化したもの。顔出しNGゲストのトークを人形劇で再現するこの番組、書籍ではパイロット版+シーズン1の全18回分が文字起こしして収録されている。

「宝くじ1億円当せん者」の回(2016年11月30日放送)では、かつて宝くじで高額当せんを果たしたユキコさん(仮名)が登場。放送ではブタとモグラの人形劇になってしまうのに、トークのみの収録にもサングラス姿で現れたユキコさん。個人情報が漏洩せぬよう対策に余念が無い。

ユキコさんが宝くじにハマったのは中学1年のころ。それからコツコツ買い続け、1億円が当せんする前に1000万円が当たったこともある。くじの当せんはいつも宝くじ売り場で確かめてもらい、1億円が当たった時は店員が持つボールペンが小刻みに震えているのを見た。その日は土曜日。もちろん銀行は営業していない。

ユキコ:手続きまで2日ありますから、とにかく券をなくさないようにとか、盗まれないようにということで頭がいっぱいでした(中略)家を出ないようにして、パンとか家に残っているのものだけを食べて過ごしました。2日間がすごく長かったですね。
ぱほりん(YOU):電話も着信拒否だし、もうピンポン鳴っても「いません」みたいな。
ユキコ:そうですね。
ぱほりん:すごい、でもいいですね。そうしたら、1億円「当せんセッ○ス」するっていう。
ねほりん(山里亮太):(笑)
ぱほりん:ご夫婦でね。
ユキコ:その余裕はもうないんです。
ねほりん:ほらYOUさん、宝くじは神聖なものだからね。

高額当せん者には銀行から「【その日】から読む本」という冊子が渡されるという。「興奮状態にあるという自覚を」「一人でも話せば噂が広まるのは覚悟しよう」など、当せん後の行動をマニュアル化しているのだ。

ライター情報

井上マサキ

1975年石巻出身のフリーライター。元SEで2児の父。スマホアプリ・パパ育児・お笑いを中心に活動中。路線図鑑賞家。ケータイ大喜利第14号レジェンド。

URL:Twitter:@inomsk

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