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松本潤「99.9−刑事専門弁護士−」改心を迫られた「悪瓶」が選ぶのは出世欲か正義か

2018年3月19日 09時45分 ライター情報:寺西ジャジューカ
昨日(3月18日)に最終回を迎えた『99.9-刑事専門弁護士-SEASONII』(TBS系)。

今回のテーマは、死刑囚の「再審請求」。依頼人は被告人の息子。深山大翔(松本潤)は、明らかに自分の父親と重ね合わせて見ている。
イラスト/まつもとりえこ

最終話あらすじ


斑目法律事務所へ久世亮平(中島裕翔)と祖母・トキ子(茅島成美)が弁護の依頼にやってきた。依頼内容は、亮平の父であり被告人の久世貴弘(小林隆)が既に死刑判決を受けている「8年前の建造物放火及び殺人事件」。被害者は亮平の母であり、貴弘の妻の直美(竹内都子)だ。亮平とトキ子は、貴弘の犯行だとはどうしても思えないという。

この依頼を受けることは、再審請求が必要になることを意味する。再審請求はいわば“開かずの扉”。戦後70年の中で死刑または無期懲役の判決が出た後、再審請求が通り無罪を勝ち取ったのはわずかに9件しかない極めて困難な事例だ。

鶴瓶が組織を重んじる「ええ判決」をするようになった理由


過去の裁判記録をもとに調べを進める中ある矛盾に気付き、再審請求を行う弁護団。だが、裁判官・川上憲一郎(笑福亭鶴瓶)は、再審請求をなかなか通そうとしない。そして、深山たちに無理難題を押し付けるのだ。

とは言え、川上は再審請求を即座に棄却したわけではない。その理由について、川上の部下の遠藤啓介(甲本雅裕)はこう説明する。
「即座に棄却しても、また何かしらの難癖をつけてくるだろう。そこで川上さんは、極めて難しい無理難題を弁護側に押し付けた。もし証明できなければ、それは弁護側の責任だ」

この裁判、一審で貴弘に死刑判決を下したのは最高裁判所・事務総長の岡田孝範(榎木孝明)だ。再審請求の三者協議が行われる前、川上は岡田からプレッシャーを掛けられている。
「今後、二度と誤った判断を下さぬよう、よろしく頼むよ」
出世欲の高い川上が、再審請求を通さないよう頑なになるのは当然。今回も、川上は「ええ判決」を下すことのみ念頭に置いている。裁判所の面子や上からの意向を汲み取って導き出される判決こそが「ええ判決」だ。

川上の異常な出世欲には理由がある。川上の過去を、遠藤は尾崎舞子(木村文乃)に明かした。
若い頃、再審請求の案件を任された川上。この案件で有罪判決を下した裁判官たちは、裁判所で重鎮として君臨していた。しかし、川上は裁判の重大な見落としに気付き、再審請求を認める決定を出す。直後、川上に左遷の辞令が出る。

ライター情報

寺西ジャジューカ

1978年生まれ。ブライアン・ジョーンズとビートたけしと前田日明と大江慎也と有吉弘行と篠田麻里子が好きです。ブライアン・ジョーンズと菅井きんと誕生日が一緒。

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コメント 1

  • 匿名さん 通報

    木村さん演じる舞子よかった。やりすぎは多くあったけど作品全体楽しめた。

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