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雨の少ない6・7月の東日本、梅雨はどうして梅雨なのか?

梅雨真っ盛り。うっとうしい限りだが、「西日本の水源は梅雨、東日本は台風と秋雨」の記事にあった通り、実のところ、関東地方などでは6月より9月の方が雨が多い。これはひとつのお天気トリビアなのだけれど、最近は知っている人も多いようで、周囲の20人に「東京で一番雨が多いのは何月?」と聞いてみたところ、半数近い9名から「9月」の答えが返ってきた。東京の6、7月の月間雨量はさわやかイメージの10月とほとんど同じで、思っているほど多くない。

しかし、である。どう考えても梅雨の方が秋雨よりうっとうしいし、存在感も大きい。梅雨入り・明けの発表はあっても、秋雨入り・明けの発表はない。「日本には五季がある」という人も、5番目の季節は梅雨だと言っている。東日本では秋より雨が少ないのに、どうして秋雨より目立つのか。丸善株式会社の『理科年表』とにらめっこしながら、いろいろと仮説を立てて考えてみた。

<仮説1>6・7月の方が9月より湿度が高いのでは?
東京の平均湿度は6月73%、7月75%、9月72%。東日本全体を見ると6月と9月は同じくらいの湿度で、7月だけ少し高めの所が多い。

<仮説2>6・7月の方が9月より気温が高いのでは?
東京の月平均気温を調べてみると、6月21.8℃、7月25.4℃、9月23.5℃。全国的に6月、9月、7月の順に気温が高くなる。

<仮説3>6・7月の方が9月より雨の日数が多いのでは?
東京で1mm以上の雨が降った日数を調べてみると、6月11.9日、7月10.4日、9月11.3日。関東地方は6月、中部地方は7月が多めだけれど、9月とそんなには変わらない。東北・北陸地方は9月が多い。

<仮説4>6・7月はくもりの日が多いのでは?
「日平均雲量8.5以上の日数」というページから調べてみる。いわゆる「くもり日数」のデータだ。東京では6月19.2日、7月16.5日、9月15.7日。関東・中部・北陸地方では6月が一番くもり日数が多く、東北地方では7月が多い。降りそうで降らないくもり空、降ってしまえばむしろ涼しくなるのに……一番ムシムシするこのパターン、6、7月に多くて9月は少ないのだ。

ここまでの話をまとめると、東日本では6月はくもり空、7月は高温多湿が特徴的。こんなお天気トリビアが完成する。

   ○西日本の梅雨は雨、そして東日本の梅雨は6月くもりで7月ムシムシ

よく考えれば当たり前のことで、トリビアでも何でもないような気もするが……個人的には6月に祝日が1日もないことが、梅雨がうっとうしい一番の原因じゃないかと思ってます。
(R&S)

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