村上はバットでの活躍に加え、その去就にも注目が集まっている(C)Getty Images

 メジャー1年目ながら、シーズン序盤で本塁打数メジャートップに立つホワイトソックスの村上宗隆。33試合終了時点で13本塁打を記録し、驚異的な長打力は大きな話題となっており、現在も米国内のさまざまな媒体でその名前が報じられている。

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 現地時間5月2日には、メジャー公式サイト『MLB.com』が、昨オフのストーブリーグで注目を集めた大物FA選手に対し、ここまでの活躍を評価する「今オフのFA契約で“最も成功している”のは誰か? 球団幹部が選んだ明確な2人の勝者」と題した特集記事を掲載。その中には、ヤクルトからポスティングでホワイトソックスに入団した村上も含まれており、デビュー以降のパフォーマンスを振り返った。

 今回の記事は、村上とともに今季新たな契約を交わした、ブルージェイズのディラン・シースやドジャースのエドゥウィン・ディアス、オリオールズのピート・アロンソ、パイレーツのライアン・オハーン、フィリーズのカイル・シュワバーらのトッププレーヤーに対し、同メディアが各球団幹部へ、「この1か月で最もインパクトを残したFA選手」というテーマの投票を行っており、その結果を伝える内容となっている。

 各選手の開幕からのパフォーマンスを踏まえた投票では、シースと村上にそれぞれ6票が投じられ、それ以外の選手は1票ずつという結果が示された。

 7先発で2勝、リーグトップの奪三振数56をマークするなど期待通りの活躍を見せているシースとともに、村上が今回の企画では“最多得票”という結果に。その上で、ルーキーである村上について同メディアは、「その打撃がメジャーで通用するかについては多くの疑問も抱かれていた」と渡米前の評価を振り返りつつ、「シカゴでほとんどの懸念を払拭している。土曜日時点で、ホワイトソックスでの最初の32試合においてMLBトップの13本塁打、26打点、OPS.967を記録している」と称賛。

 また、村上の課題として「三振の多さがいまだに大きな課題」と説きながらも、「ただし、27四球を選んでおり、四球率は98パーセンタイル、チェイス率(ボール球スイング率)も89パーセンタイルと、優れた選球眼も示している」と指摘。ボールの見極めにも長けていると強調している。

 その他の選手に関しては、故障や不振などから現在まで満足に実力を発揮出来ていないことから、今回の記事では、シースと村上が“成功例”に位置付けられている。この評価を、若き日本人スラッガーはさらなる飛躍へと繋げることが出来るか。今後の村上のパフォーマンスも、非常に楽しみだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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