際立つ結果を残している佐藤。メジャーが注目するのも当然だろう(C)産経新聞社

 今季のメジャーリーグでは、ホワイトソックスの村上宗隆、ブルージェイズの岡本和真らデビューを飾ったばかりの日本人プレーヤーの活躍が、序盤戦でのホットトピックの1つだ。

そして早くも、来季、海を渡ることが噂されている新たなスター候補にも、現地メディアが関心を向けている。

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 現地時間5月9日、ヤンキース専門サイト『FANSIDED YANKS GO YARD』では、阪神の佐藤輝明の特集記事を掲載した。今季、ルーキーながらも本塁打数を積み上げている村上の活躍を振り返り、すでにトレード移籍の噂もあると説く一方で、「今後、ヤンキースが狙うべきはNPBで最も熱い打者、阪神タイガースのテルアキ・サトウだ」と断じている。

 同メディアは佐藤について、昨季記録した40本塁打やリーグMVPの実績とともに、今季もここまで打撃主要3部門や長打率、出塁率などでトップクラスの数字であると紹介している他、「この驚異的なスラッシュライン以外にも、ニューヨークがサトウに魅力を感じる理由がある」と主張。守備ポジションでは三塁が本職と説いており、「ゴールドグラブ級ではないにせよ、ムラカミとは違って“本物の三塁手”という点だ。さらに左打者であり、ヤンキー・スタジアムの短い右翼フェンスとも相性が良いはずだ。そして何より重要なのは、今オフにポスティングされる見込みがあることだ」などと綴っている。

 また同メディアは、佐藤が選手として、「ほぼ毎年成長を続けている」と評し、「昨季27.3%だった三振率は、今季23.9%まで改善された。守備面でも同様で、2024年に23個あった三塁での失策数は、2025年には6個まで減少した。ただし、今季は現在5失策している」と指摘する。

 加えて、今季開幕前に球団フロントとして加わった正本尚人氏の存在にも言及。過去、他球団で正本氏が日本人選手の移籍をサポートしていることから、「ヤンキースにとって大きな助けになるかもしれない」と見込む。

 佐藤の獲得を強く訴える同メディアは、「年々成長を続ける長打力抜群の左打者を、全盛期のタイミングで三塁に迎え入れられるのであれば、それは非常に魅力的な選択肢だ。そして彼の加入が、ヤンキースにとって長年の“三塁問題”を解決するきっかけになる可能性も十分にある」などと見解を示している。

 来季以降でのMLB挑戦が囁かれる佐藤。今季も好調を維持しているだけに、ヤンキースのみならず、米球界全体を通して注目度が高まっていくことになるかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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