菅野はベテランらしい粘り強い投球で5勝目を挙げた(C)Getty Images

 ロッキーズの菅野智之が現地時間6月2日、敵地でのエンゼルス戦に先発し、今季5勝目をマークした。4回まで相手打線に得点を与えず、その後で2点を失ったものの、味方の大量リードもあり、勝ち投手の権利を得る5回まで投げ、救援陣につないだ。

ロッキーズが8-2のスコアで勝利し、菅野は先発投手の役割を十分に果たしている。

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 菅野はこの日、96球を投げ被安打5、奪三振5、四死球3、自責点2の内容でゲームを作っており、敵地での連勝に貢献。自身3試合ぶりの白星を手にした。エンゼルス打線を相手にランナーを出しながらも、要所では変化球で打者を凡打に打ち取るなど、しぶとい投球を展開している。

 メジャー公式サイト『MLB.com』では、日本人右腕の投球を振り返る中で、前半での味方打線による8得点も大きな後押しとなったと評しており、「その大量リードはスガノに十分な余裕を与えた」と説明。さらに、「スガノはスプリットを多用しながら走者を背負っても粘り、エンゼルス打線のタイミングを外し続けた」とピッチングを分析。

 その上で、改めてその内容を称えながら、「右腕は5回を投げて5奪三振、被安打5。スプリットで安定して空振りを奪いながら試合を組み立てた」と綴っている。

 また、試合後での指揮官のコメントも掲載。ウォーレン・シェーファー監督は菅野のこの日の出来について、「今日はスプリットが本当に素晴らしかった」と述べている他、「普段ほど球数効率は良くなかったかもしれない。だが、不利なカウントから立て直し、必要な場面でしっかり投げ切った」との評価を並べる。

 さらに、菅野自身のコメントも紹介されており、「スプリットは彼らに対してかなり効果的だったと思う」と語る一方で、5イニングでの降板という結果に対し、「もう少し投げたかった」と発するなど、悔しさも滲ませている。

 5回のマウンドで菅野は、2死からランナーを出し失点を喫するなど課題も残した。だが、この前半戦で得た5つの白星は、メジャー2年目を戦う上での自信に繋がることは間違いない。今後への期待を大きく膨らませる、この日のピッチングだった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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