昨年末に英軍アイルランド近衛連隊アイリッシュ・ガーズの名誉大佐に任命された英王室のキャサリン皇太子妃。就任以来はじめて、アイルランドの祝祭日である聖パトリックデーのパレードに出席した。
【写真】キャサリン妃、全身青緑のワントーンコーデが美しい
現地時間3月17日、英アルダーショットにて、アイリッシュ・ガーズによるアイルランドの祝祭日である聖パトリックデーの記念式典が行われ、ウィリアム皇太子とキャサリン妃が参加した。
この日キャサリン妃は、アイルランドのカラーであるグリーンにちなみ、キャサリン・ウォーカーによるティール(青緑)色のコートドレス姿。同色のハットとパンプスをコーデし、エメラルドのイヤリングを身に着け、胸元にはアイリッシュ・ガーズの象徴であるシャムロックのブーケと、同じくシャムロックのブローチを着けて式典に参加した。
The Court Jewellerによると、このブローチは金色の葉の中央に小さなエメラルドがあしらわれたもので、アイリッシュ・ガーズが所有する。連隊に関わる王室の女性メンバーに貸し出され、これまでアン王子やエリザベス女王の母エリザベス王妃も身に着けたものだそう。
キャサリン妃は、チャールズ国王の即位に伴いウィリアム皇太子がウェルシュ・ガーズの名誉大佐に就任したことを受け、昨年末にアイリッシュ・ガーズの名誉大佐を皇太子から引き継いだ。
この日の式典では、新旧大佐の引き継ぎスピーチも行われ、妃は「今日大佐として皆さんの前に立つことをこの上なく誇りに思います。皆さんの声を聴き、サポートし、支持するためにここにいます。この責任を重く受け止めています」「皆さんやご家族と一緒により多くの時間を過ごし、皆さんの献身に触れるのが楽しみです」とコメント。
そして「ウィリアム大佐に感謝します。彼はこの連隊に対する誇りをいつも話して聞かせてくれました。彼はこれからも変わらずサポートしてくれることでしょう。
この後ウィリアム皇太子夫妻は伝統に則り、アイリッシュ・ガーズの隊員たちと一緒にギネスビールで乾杯したそうだ。