6月11日スタートするFANTASTICS・木村慧人主演のドラマ『さっちゃん、僕は。』(TBS系/毎週火曜深夜)より、主人公・京介(木村)とゆがんだ四角関係になる重要人物3名のキャストとして、遠距離恋愛で苦しむ彼女役で中山ひなの、京介をかき乱す隣に住む人妻役で石川恋、その傍らで妻を溺愛する夫役で桜田通の出演が発表された。

さらに、本作のメイキング動画と3人のスペシャルインタビュー動画、キービジュアルが解禁となった。

【写真】いびつな関係性が垣間見える――『さっちゃん、僕は。』キービジュアル

 朝賀庵による同名漫画を実写化する本作は。木村演じる主人公・片桐京介と地元に残してきた彼女、隣に住む人妻、そしてその夫、4名それぞれのゆがんだ愛が絡み合う、裏切りから始まる、純愛と破滅のラブストーリー。

 中山ひなのが演じるのは、上京した京介と交際中で、地方の大学に通う小山内早智、通称“さっちゃん”。明るく献身的な性格で、いちずに京介を思っている。
遠距離恋愛になり京介と手紙のやりとりを始めるが…。

 石川恋が演じるのは、京介が住むアパートの隣人・国木田紫乃。どこか冷めた印象で、はかなく闇がある美しい人妻。夫の出張が多いため、本宅に戻らず1人で部屋を借りて暮らしている。ある日、京介を自分の部屋に招き入れて関係をもったことで、すべての歯車が狂いだす。

 桜田通が演じるのは、紫乃の夫・国木田要。
出張が多く、紫乃とは離れて暮らしていることも多い。紫乃をとても大事に思っているがゆえに、異変に気が付くと…。

 キービジュアルは、京介を中心に、上下で全く違う世界観を表現。早智と紫乃の間で揺れる京介の心情や、2人に別の顔を見せているいびつな関係性を、2分割した雰囲気の違うデザインで大胆に表現している。そして、それぞれ別の方向を見つめる3人の行く末は…。

 ドラマストリーム『さっちゃん、僕は。
』は、TBS系にて6月11日より毎週火曜深夜放送(放送日によって放送時間が異なる。一部地域を除く)。

※キャストからのコメントは以下の通り。

<コメント全文>

■中山ひなの

オーディションを受けるときに原作を読ませていただいて、さっちゃんはピュアで、一途に京介くんを思い続けているかわいらしい女の子だなと思いました。さっちゃん役に決まったときは本当にうれしかったです。

実際に撮影がスタートすると、撮影の合間もずっと笑いが絶えない平和でとても良い現場です。


この作品は第1話からものすごいスピードで話が展開していくので、目が離せないこと間違いなしです! それぞれの視点から物語を見ていただけると思うので、ぜひ何回も見てください。よろしくお願いします。

■石川恋

原作を読んだときに、それぞれのキャラクターに少しずつ欠けているところがあると感じ、自分の中にもきっと欠けている部分があるんだと思いました。この作品を通じてそういう部分をさらけ出してみたいと思い、すごく悩みましたが、この役のオファーをお受けしました。

紫乃は夫の要とうまく向き合えずに、京介を悪い方向に引っ張っていってしまうのですが、寂しがり屋で不器用な女性だと思います。人と向き合うことを少し避けてしまったことで、こんなにもボタンの掛け違いが起き、回を追うごとにそれが悪い方向に転がっていってしまうという4人が見どころだと思います。
楽しく見ていただければと思います!

■桜田通

原作も読ませていただきましたが、不倫が題材の作品がたくさんある中で、自分が出会ったことのない設定や、物語での人物の重なり方など、まだこんなに引き出しがあることに驚かされました。様々な登場人物の感情が混ざり合い、本当に見たことのない作品になっていると思います。

僕が演じる要は仕事が忙しく、それでも自分の妻である柴乃のことをすごく大切に思っている非常に素敵な男性だなと思います。要がどのようにこの3人の物語に絡んでいくのか、悩みながら演じていますが、がんばりますのでぜひ見てくださったらうれしいです!