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1985年に児童文学として第1巻が発表された『魔女の宅急便』。2009年に発売された第6巻で完結し、現在までに国内では累計180万部(1~6巻)を売上げ、27年間にわたって大人から子供までの幅広い層に読みつがれている。加えて、本作は日本だけでなくアジア各国、北米、ヨーロッパでも翻訳版が出版され、主人公のキキや黒猫のジジは、いまや世界中の人々の認知を得るようになった。
今回、解禁されたスチール写真は、キキを演じる小芝風花の撮影初日に、キキの実家玄関前で撮影。「魔女の服は、黒の中の黒と昔から決まっているの」という、キキの母親のセリフにある通り、黒いワンピース姿で、キキの身長よりも長いほうき、配達の際に使うかばんを持っての撮影となった。また、今回の実写化にあたり、清水崇監督より、キキは野生児っぽい女の子にしたいという意向があったため、切りっぱなし感の残るバラバラの髪の元気一杯のキキが完成した。
スチール撮影を終えた小芝は「“魔女の服”を本番で着たのは今日が初めて。“いよいよ始まる!”という感じで、すごくわくわくしました。撮影はまだまだ続きますが、私らしくキキを演じて、キキと一緒に成長できたらと思っています。とにかく、一生懸命がんばります!」と意気込みを語る。
原作者の角野栄子は小芝のキキについて「風花さんに会って、ひとみの中に強い意志と何か憂いがひそんでいるのを見たとき、この人からどんなキキが生まれてくるかと、心がときめきました。スケートできたえたという体で、どんな飛び方を見せてくれるでしょう。
『魔女の宅急便』は2014年春公開