【写真】『アリータ:バトル・エンジェル』フォトギャラリー
本作は、木城ゆきとの漫画『銃夢』をキャメロンの製作・脚本で映画化。監督はロバート・ロドリゲスが務める。“支配する者”と“支配される者”の2つに分断された世界を舞台に、サイバー医師・イドによって再生されたサイボーグ少女・アリータの成長を描く。
特別映像でキャメロンは「WETAと『アバター』を作った時にアリータを描けると確信した」と述べ、10 年以上前『アバター』(2009年)を製作した頃から、VFX制作会社WETA デジタルの技術があれば、原作の世界を再現できると確信したと振り返る。
一方、キャメロンと共に『タイタニック』『アバター』など数多くの大作をプロデュースしたジョン・ランドーは「『アバター』の舞台は架空の惑星だから、リアルな必要がなかった。だが、アリータは地球上に現れる。クリストフ・ヴァルツと並んで立っても、不自然に見えないようにした」と語り、本作では実写とCGIの融合が最大の課題だったことを明かす。だが、映像でも確認できるように、役者の表情まで捉えるパフォーマンス・キャプチャー技術により「実写とCGIを1つのフレームで完全に融合させることができたと自負している」と、ランドーは自信を示す。