仕事柄、あまりかしこまった格好をすることがない。服は私服だし、靴はスニーカー。
個人的な嗜好なのだが、スニーカーなんかは汚れてれば汚れてるほど好みだったりする。

しかし、革靴はそうはいかない。“オシャレは足元から”なんて言葉があるが、スーツでビシッとキメていたとしても、足元が土や埃で侵されていたとしたら……。台無しである。

だからこそ、“ピカピカ”を維持するべき革靴。そして、そのためのお手入れをシャワーによって行う、新革靴が発売されている。
コナカが開発した『シャワークリーン レースアップ』が新しい。

細かく気をつけることはない。温水シャワーでこの革靴を“ザー”っと水洗い。その後、約6時間の乾燥をすることにより、靴をまるごと洗い流せ、革靴自体についてしまっている足汗のニオイも気にならなくなるのだ。

ところで、革靴を水洗いすることのメリットは?
従来、革靴の手入れは外側を磨くことが中心で、靴の中はなかなか手入れが行き届かなかった。しかし、この『シャワークリーン レースアップ』では、靴ひもと中敷きをはずし、靴内にも勢いよくシャワー水をかけていい。
もちろん、中敷きもシャワーで水洗いできるし、靴ひもは軽くもみ洗いすればいい。こうして、靴の中も清潔な状態にすることができるのだ。

ただ、革靴を水洗いするにはぶっちゃけ躊躇があるだろう。型崩れの心配があるし、もしも取り返しのつかないことになったら……。
しかし、今回は「アクアレザー」なる天然皮革を採用。水に濡れても色落ちや品質変化を起こしにくいという。


実はコナカでは、水洗いできるスーツ、シャツ、ネクタイなどをすでに発売済み。今回、革靴が加わったことで、ほとんどの主要ビジネスアイテムがシャワーで洗い流せるようになった。

正直、洗濯機で洗える“ウォッシャブルスーツ”の存在は、今ではよく聞く定番商品。コナカでも25年前に“洗えるスーツ”を発売している。
そして、長い研究機関を経て「シャワーで洗い流す」という境地にたどり着く。こうすることで、洗濯機洗いの面倒さを省略。
アイロンの手間なども省き、メンテナンス時間も短縮してみせた。
そんなスーツは、メンズが平成19年2月に、レディースは同年3月に発売開始。ネクタイは翌年夏に。ワイシャツは平成20年の秋より発売されている。

今回の革靴『シャワークリーン レースアップ』は5月27日より発売されており、価格は14,490円(税込み)。コナカ及びフクタ全店舗で販売されている。


ジーパンをお風呂で洗い流す人がいるらしいが、革靴でもそんなことができるのだ。楽しそう!
(寺西ジャジューカ)