以前、Bitでも取り上げた謎のお菓子「ブラックサンダー」。冬にこういう濃厚な味わいのチョコっておいしいですよね~。
小学生男子が好みそうな強烈なパッケージなのに、なぜか「若い女性にヒット中!」というコピーが入っており、すでに若くない女である私もコンビニなどで見かけるとついつい買ってしまう一品だ。

ところで、10月28日より有楽製菓が楽天に出店したのだが、オンラインのみの限定品としてホワイトチョコバージョン『白いブラックサンダー』が登場していたことをご存知だろうか。

まず気になるのは、なぜネーミングが『ホワイトサンダー』ではなく、あえて『白いブラックサンダー』なのか? ということ。白いけどブラック、とはこれいかに……。ということで、有楽製菓さんを直撃してみたところ、
「そのようなお声やご意見は数多くいただいておりまして、実はネーミング候補に当然、ホワイトサンダーもあったんです。しかし、今回は特にネット限定の商品であることから、弊社のホームページに来られる方の多くが“ブラックサンダー”というキーワードで検索していることを重視しました」

なるほど、確かにそれだと“ブラックサンダー”で検索した方が「へ~っ、白いのも出たんだ」と気づくきっかけになりそうですもんね。ちなみに、他の候補には、白いブラックサンダーは同社の札幌工場で製造されていることから、『ブラックサンダー北海道ver.』『サンダー白山』などもあったそうだ。『サンダー白山』とは……まるでプロレスラーのようなネーミングですねぇ。

なお、今回は「若い女性にヒット中!」というコピーが消えて、代わりに「おいしさ直滑降!」というコピーが入っていますが……。
「これは社内公募で募集しまして、やはり北海道の、白く雪化粧した山々や、スキーなどのウィンタースポーツをイメージさせるコピーということで採用が決まりました」とのこと。惜しくも採用されなかった別案には「おいしさアルプス級!」などもあったそうだ。

肝心の味については、北海道産ミルクと甜菜糖を使用するなど素材にもこだわり、「おいしい!!」と高評価だそう。
楽天の駄菓子チョコ部門では、発売以降、堂々の1位をキープ。ただ、ボリュームアップしたこと&現在の体制では量産できないことなどから、ふつうのブラックサンダーは1個30円だが、『白いブラックサンダー』は1個50円にお値段もアップ。しかし、店舗では買えないということで、レア度は満点。私も送料が無料になる5000円分「おとな買い」して、友人知人に配りたいと思います~。
(まめこ)
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