８月にエキレビで記事を書いたのを機に、いままで以上におかっぱ男子について考える１年でした。
おかっぱ男子ニュースなんて、10個もあるのか？ と頭をよぎりつつも、探してみれば、あるものですね。
１位 香山哲さんが脱おかっぱ男子に！
２位 中村一義がサイト「KIKA:GAKU」をオープン
３位 峯田和伸主演映画「ボーイス・オン・ザ・ラン」公開＆『恋と退屈』文庫版発売
４位 ピアニカ前田さんの存在を知る！
５位 TV番組「シルシルミシル」のナレーションがバカリズムだと認識
６位 新宿ジュンク堂、文学フリマ会場でおかっぱ男子を発見！
７位 東村アキコ原作コミック『海月姫』のアニメ化
８位 台湾のスーザン・ボイルはおかっぱ男子！
９位 コーネリアス「FANTAZMA」リマスター盤が発売
10位 『デトロイト・メタル・シティ』完結！
香山哲さんが脱おかっぱ男子に！ が栄えある１位に。
漫画家・ゲーム作家であり、エキレビライターでもある香山哲さんは、高校時代からという年期の入ったおかっぱ男子。５月の文学フリマでお会いしたときは、メガネ＋ジャージというアイテムも含めて、おかっぱを完全に自分のものにしていました。学生の頃は親友に掃除機とハサミで切ってもらい、卒業後は自分で工作バサミで切っていたとか。「サイド、うしろ、前髪の順番。これで完璧だ！」（香山さん）。しかし、著書『ランチパックの本 ファンセレクト50』（アストラ／1000円）の取材時に半年ぶりにお会いすると、なんと短髪に。戻るまでに半年ほどかかるとのことです。
香山さん、おかっぱ男子への１日も早い復帰をお待ち申し上げております！
２位は、中村一義がコンセプトサイト「KIKA:GAKU」をオープン。香山さん同様、自分で切っているという、無頓着タイプのおかっぱ男子です。「KIKA:GAKU」ではデジタル雑誌『K.O.M（コム）』の配信をスタートし、早くも２号目の予約受付も開始。かつてはライブも見ることができず、音楽雑誌で情報収集するしかなかった時期を過ごしてきたファンとしては、嬉しいかぎり。
峯田和伸主演映画「ボーイス・オン・ザ・ラン」公開＆『恋と退屈』文庫版発売。
映画「ボーイズ・オン・ザ・ラン」では、涙や鼻水をたらしながら主人公の田西を熱演。おかっぱを剃ってモヒカンにするシーンは原作同様衝撃的でした。ブログ「峯田和伸の★朝焼けニャンニャン」の一部を収録し、発行部数3.5万部を記録した『恋と退屈』が文庫化に。レコーディング中だというニューアルバムの発売も待ち遠しいです。
おかっぱは若者だけのものじゃないよ。ということで、４位のピアニカ前田さんの存在を知る！
11月22日に渋谷クラブクアトロで行われたSUZAK MUSIC NIGHTでのこと。ステージ上で「セックスアピールがない髪型で、といったらこうなったんだよ。ユニセックス、ユニセフ！」とオンザ眉毛＋メガネ＋白髪のおかっぱ姿で飄々と話すピアニカ前田さん。ピラニアンズというバンドのバンマスであり、ピアニカ奏者なのです。話しているときはかわいらしいのに、曲が始まると男らしくなるというギャップもポイント。「スーパーボルケーノ」が絶賛発売中。
TV朝日で毎水・日に放送中の「シルシルミシル」（日曜日は「シルシルミシルさんデー」）で企業を訪問するときの、ちょっと失礼だけど妙におもしろいナレーション。バカリズムだとは気がつきませんでした。Twitterでのバカリズムのツイートで「今日はシルシルミシルのナレーション録り」のようなことが何度書いてあって、知ったのです。おかっぱ男子は多才ですね。
「おかっぱ男子って、実際増えてきているのかしら？」と思っていたところ、新宿ジュンク堂、文学フリマ会場でおかっぱ男子店員を発見！ 新宿のジュンク堂では、颯爽とフロアを行き交っているお姿を拝見し、かつて香山さんと出会った文学フリマでも別のおかっぱ男子を目撃（たぶん無頓着タイプ）。さらには友人の担当美容師（爆笑問題の田中似らしい！）も最近おかっぱ男子入りをしたという情報を入手。おかっぱパトロールをより強化する必要がありそうです。
４位は、『ひまわりっ』『ママはテンパリスト』などの著者・東村アキコのコミック『海月姫』のアニメ化。物語中に登場する美少年の蔵之介は、普段はワンレンボブですが、幼少期は前髪パッツンのおかっぱ。しかも、２巻P160の回想シーンでは、なんとダッフルコート着用！ おかっぱ＋ダッフルが合うことは薄々気がついていましたが、見た瞬間にもだえました。
台湾のオーディション番組で、ホイットニー・ヒューストンの「Will Always Love You」を歌い上げた、リン・ユーチン。台湾のスーザン・ボイルと呼ばれているとかいないとか。
9位のコーネリアス「FANTASMA」のリマスター盤は、おかっぱにしていただきたいミュージシャン・砂原良徳によるもの。音楽＆おかっぱといえば、『デトロイト・メタル・シティ』（白泉社／540円）が10巻で完結。根岸の公然猥褻カットも、もう見ることがないのですね。
引き続き、おかっぱ男子情報がありましたら、お知らせください。たくさん集まったら、電書とかイベントとかやってしまおうかしらと妄想はつきません。彼氏や男友達が「髪型どうしようかなー」と相談してきたら、おかっぱをすすめることを提案します。（畑菜穂子）
おかっぱ男子ニュースなんて、10個もあるのか？ と頭をよぎりつつも、探してみれば、あるものですね。
１位 香山哲さんが脱おかっぱ男子に！
２位 中村一義がサイト「KIKA:GAKU」をオープン
３位 峯田和伸主演映画「ボーイス・オン・ザ・ラン」公開＆『恋と退屈』文庫版発売
４位 ピアニカ前田さんの存在を知る！
５位 TV番組「シルシルミシル」のナレーションがバカリズムだと認識
６位 新宿ジュンク堂、文学フリマ会場でおかっぱ男子を発見！
７位 東村アキコ原作コミック『海月姫』のアニメ化
８位 台湾のスーザン・ボイルはおかっぱ男子！
９位 コーネリアス「FANTAZMA」リマスター盤が発売
10位 『デトロイト・メタル・シティ』完結！
香山哲さんが脱おかっぱ男子に！ が栄えある１位に。
漫画家・ゲーム作家であり、エキレビライターでもある香山哲さんは、高校時代からという年期の入ったおかっぱ男子。５月の文学フリマでお会いしたときは、メガネ＋ジャージというアイテムも含めて、おかっぱを完全に自分のものにしていました。学生の頃は親友に掃除機とハサミで切ってもらい、卒業後は自分で工作バサミで切っていたとか。「サイド、うしろ、前髪の順番。これで完璧だ！」（香山さん）。しかし、著書『ランチパックの本 ファンセレクト50』（アストラ／1000円）の取材時に半年ぶりにお会いすると、なんと短髪に。戻るまでに半年ほどかかるとのことです。
香山さん、おかっぱ男子への１日も早い復帰をお待ち申し上げております！
２位は、中村一義がコンセプトサイト「KIKA:GAKU」をオープン。香山さん同様、自分で切っているという、無頓着タイプのおかっぱ男子です。「KIKA:GAKU」ではデジタル雑誌『K.O.M（コム）』の配信をスタートし、早くも２号目の予約受付も開始。かつてはライブも見ることができず、音楽雑誌で情報収集するしかなかった時期を過ごしてきたファンとしては、嬉しいかぎり。
峯田和伸主演映画「ボーイス・オン・ザ・ラン」公開＆『恋と退屈』文庫版発売。
映画「ボーイズ・オン・ザ・ラン」では、涙や鼻水をたらしながら主人公の田西を熱演。おかっぱを剃ってモヒカンにするシーンは原作同様衝撃的でした。ブログ「峯田和伸の★朝焼けニャンニャン」の一部を収録し、発行部数3.5万部を記録した『恋と退屈』が文庫化に。レコーディング中だというニューアルバムの発売も待ち遠しいです。
おかっぱは若者だけのものじゃないよ。ということで、４位のピアニカ前田さんの存在を知る！
11月22日に渋谷クラブクアトロで行われたSUZAK MUSIC NIGHTでのこと。ステージ上で「セックスアピールがない髪型で、といったらこうなったんだよ。ユニセックス、ユニセフ！」とオンザ眉毛＋メガネ＋白髪のおかっぱ姿で飄々と話すピアニカ前田さん。ピラニアンズというバンドのバンマスであり、ピアニカ奏者なのです。話しているときはかわいらしいのに、曲が始まると男らしくなるというギャップもポイント。「スーパーボルケーノ」が絶賛発売中。
TV朝日で毎水・日に放送中の「シルシルミシル」（日曜日は「シルシルミシルさんデー」）で企業を訪問するときの、ちょっと失礼だけど妙におもしろいナレーション。バカリズムだとは気がつきませんでした。Twitterでのバカリズムのツイートで「今日はシルシルミシルのナレーション録り」のようなことが何度書いてあって、知ったのです。おかっぱ男子は多才ですね。
「おかっぱ男子って、実際増えてきているのかしら？」と思っていたところ、新宿ジュンク堂、文学フリマ会場でおかっぱ男子店員を発見！ 新宿のジュンク堂では、颯爽とフロアを行き交っているお姿を拝見し、かつて香山さんと出会った文学フリマでも別のおかっぱ男子を目撃（たぶん無頓着タイプ）。さらには友人の担当美容師（爆笑問題の田中似らしい！）も最近おかっぱ男子入りをしたという情報を入手。おかっぱパトロールをより強化する必要がありそうです。
４位は、『ひまわりっ』『ママはテンパリスト』などの著者・東村アキコのコミック『海月姫』のアニメ化。物語中に登場する美少年の蔵之介は、普段はワンレンボブですが、幼少期は前髪パッツンのおかっぱ。しかも、２巻P160の回想シーンでは、なんとダッフルコート着用！ おかっぱ＋ダッフルが合うことは薄々気がついていましたが、見た瞬間にもだえました。
台湾のオーディション番組で、ホイットニー・ヒューストンの「Will Always Love You」を歌い上げた、リン・ユーチン。台湾のスーザン・ボイルと呼ばれているとかいないとか。
彼のおかっぱの特徴は前髪。オンザ眉毛で、きれいな弧が描かれているのです。羨ましい。あのラインはわたしも何度かトライしたことがありますが、うまくいかなかったな。
9位のコーネリアス「FANTASMA」のリマスター盤は、おかっぱにしていただきたいミュージシャン・砂原良徳によるもの。音楽＆おかっぱといえば、『デトロイト・メタル・シティ』（白泉社／540円）が10巻で完結。根岸の公然猥褻カットも、もう見ることがないのですね。
引き続き、おかっぱ男子情報がありましたら、お知らせください。たくさん集まったら、電書とかイベントとかやってしまおうかしらと妄想はつきません。彼氏や男友達が「髪型どうしようかなー」と相談してきたら、おかっぱをすすめることを提案します。（畑菜穂子）
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