来年の手帳はもう決めただろうか?
iPhoneユーザーは、もう手帳なんていらないんじゃないか。いらないよ!
ぼくは、今年は紙の手帳を使わないことにした。

iPhoneを手帳にすることにした。
理由は3つ。
【1】iPhoneはいつもポケットに入れてるから、もはやペンと手帳をカバンから取り出すより速い!
【2】Googleカレンダーと同期できる! iPhoneを忘れてもスケジュール確認が可能に!
【3】記入が簡単。繰り返し入力、メールからのコピペを考えると紙よりも記入が楽かも!
【4】年度の切り替えで書き写しや手帳2冊持たなきゃってことがなくなる!
【5】新しい手帳アプリに乗り換えたくなってもデータが簡単に移動できる!
【6】iPhoneと手帳を持ち歩くより、ひとつにしたほうが楽!
勢いづいて、6つも理由を書いてしまった。
いや、もっとある。
ともかくスケジュール管理するなら、紙の手帳よりiPhoneのほうが便利になったのだ。
少なくとも、もうぼくは小さなスケジュール帳は持ち歩いていない。
紙で持つべきは、打ち合わせで図示するときに使う大きなノートだ。ノートとiPhoneでこと足りるようになってきている。

実は、2010年は紙のスケジュール帳使っていた。その手帳を忘れて、しかも取りに行けるのが一週間後。その週のスケジュールがまったくわからず困ってしまった。

忘れた先の人に頼んでスケジュール帳をデジカメで撮ってメールで送ってもらった。このとき実感したのが「デジタルって便利!」ってこと。
スケジュールもデジタルでつけていれば、忘れても、困らなかったのではないか?
ってことで50以上のスケジュール・todo・メモアプリを使ってみた。
今回は、それらのアプリの中から「これいいよ!」ってものを厳選して、スケジュールのつけ方のタイプ別にオススメしてみよう。

タイプは以下の5タイプ。
【軽く手帳】
だいたいスケジュールは頭に入ってるから、手帳は補助的に使うタイプ。
軽いメモみたいな感じでゆるく手帳を使いたいって人!

【楽しく手帳】
手帳を使うなら、楽しくつけたい。
スケジュールだけじゃなくメモや日記みたいに楽しく使いたい。
たとえば『ほぼ日手帳』が好きって人。

【しっかり手帳】
しっかりスケジュールを管理したい!というタイプ。
たとえば『能率手帳』を使ってたって人。

【ハード手帳】
スケジュール管理もtodoも、ぎゅっとまとめて管理したいタイプ。

毎年、手帳は使い込んでしまう人。

【マニアック手帳】
手帳そのものにマニアックに凝っちゃうタイプ。
たとえば『システム手帳』とか新しい手帳をついつい買っちゃう人。

さあ、あなたはどのタイプだろうか?
それぞれのタイプにあったスケジュール管理アプリを紹介しよう。



【軽く手帳タイプ】
iPhoneに最初から入ってるカレンダーをスケジュール帳にするって手もあるけど、もっと気楽に手帳として使いたい人にオススメなのは「SpeedText」。
フリック入力も覚えるのたいへんだから紙に書いたほうが楽って思ってる人でもだいじょうぶ。
「SpeedText」は、手書きメモアプリだから。
下に出てくる「手書き入力欄」に指で文字を描くと、ぎゅっと小さくして整列してくれる。
絵文字に「チェックマーク」があるので、これを使えばtodoリストとして使うって小技もできちゃうすぐれモノだ。
手書き入力なので、小さな落書きを混在させることができる。
ただスケジュールアプリではないので、未来の予定を書くときはひとくふう必要。あまりぎっしりスケジュールがある人にはオススメできない。


【楽しく手帳タイプ】
i手帳(Organizer)」は1日1ページを基本としたゆったり手帳タイプ。文字だけじゃなくて絵文字・写真・連絡先をぺたぺた貼りつけることができる。線も、直線/フリーハンド/四角/角丸/円といろいろ。1日1ページ(上下左右にスクロールするので大きい)に、ワイワイと楽しく日々の予定を立てたい人向きだ。ちょっと使い方にクセがあるので慣れは必要かもしれない。
もっと手軽な操作がいいなーって人は、「瞬間日記」をオススメ。文字だけじゃなく、写真や音声を貼りつけることができる。最初は文字のメモのみの設定になってるので設定画面のOptionで「Pictures」「Microphone」をオンにしよう。

【しっかり手帳タイプ】
スケジュール二大アプリといえば「さいすけ」と「Refills」。
標準的な使用ならこの2つのうちのどちらかでOKってぐらい「機能・使い勝手」ともにバッチリ。
Googleカレンダーと同期できる。だから、PCでGoogleカレンダーに入力した予定も、出先で確認できるし、その逆もまた可。

右上の+ボタンを押すと、新規予定の入力画面。簡単に予定を入力できる工夫もしっかり。
予定閲覧も「日」「週」「月」表示が一瞬で切り替え可能だ。
「さいすけ」と「Refills」ともに、基本的なスケジュール機能としては、ほぼ同じ。
小さな表示周りや、レイアウト、使い勝手が違うだけだ。
たとえば「Refills」は日/週/月の表示をワンタッチで変えられるが、「さいすけ」は2タッチ。月間表示は「Refills」はぎっしり月の予定を表示するが、「さいすけ」は下段に今日の予定がプラスされる。
二大スケジュールアプリの対抗馬として「CCal」も紹介しよう。写真を複数枚貼りつけられる、ドラッグ&ドロップで予定日を変更できる、天気表示あり、など独自の使いやすさを目指すスケジュールアプリ。スケジュールがスクロールに設定できるのもいい。

【ハード手帳タイプ】
スケジュール管理だけじゃなくtodoも連携させたいという人は、スケジュールアプリにtodoアプリを連携させよう。
ぼくが、いまスケジュール管理している方法はこれだ。

スケジュールを一覧するときは「しっかり手帳タイプ」で紹介したアプリのどれかで見る(アプリのいいところは、何種類の手帳アプリを使っても、同期さえしていれば、書き写す必要のないところだ!)。
入力するときはtodoアプリ「domo Todo+」を使う。
予定もtodoもメモも、なんでもかんでもtodoとして入力してしまうのだ。一元化しておくと「これって予定、それともtodo?」なんて考える必要がなく、パッと記入できる。
入力と閲覧が別のアプリだとめんどうな気がするが、案外そうでもない。というのも、この2つのアプリどちらもGoogleカレンダーと同期可能だからだ。
「Refills」ー「Googleカレンダー」ー「domoTodo+」と、Googleカレンダーを通じて、勝手にデータをやりとりしてくれる。
todoアプリも、さまざまなアプリが登場している。が、上記のような使い方ならば、Googleカレンダーの日付の欄にストレートに同期してくれる「domo Todo+」がベストだ。

【マニアック手帳タイプ】
PockeInformant」が凄いんである。スケジュールアプリとしての完成度も高い。もちろんGoogleカレンダーとの同期もOK。
日/週/月の表示の切り替えもワンタッチ。設定も豊富で、あれこれ詳細に自分にピッタリくる状態にセッティングできる。
たとえば週表示。金曜日の週間予定表が見づらいのは、だいたい次の予定を調べたり記入するときにページをめくる必要があるためだ。でも「PocketInformant」は「今日」を最初の日にすることができる。つまりいつでも「今日」から7日間の予定が一目瞭然なのだ。金曜日でも、その日から一週間先までの予定が表示されている。これは便利。しかも「今日」の予定だけは表示欄が大きい。こういった細かい設定が作り込まれている。
しかもtodo機能も充実。「Toodledo」と同期が取れるtodo機能も、微に入り細に入り設定が施せる。
弱点は「充実しすぎ」なところ。そして日本語版じゃないところ。豊富で大充実な設定(しかも英語だ)をカスタマイズする根性があって、使いこなしてやるぞ、って人にはオススメだ。(米光一成)
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