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殺人犯がいて、その妹がいる〈坂元裕二×我孫子武丸 ドラマ「それでも、生きてゆく」対談part1〉

我孫子 DVDも全部見直してきました。

坂元 ありがとうございます。

我孫子 改めて、以前レビューで書かせていただいたことは錯覚じゃなかったと(笑)。このドラマを観て以降、呪いにかかったというか、他のドラマを観る基準が上がってしまったというか。テレビドラマ関係者に「これが出来るんだったら君らももっとちゃんと頑張ってよ!」と思うくらいの衝撃を受けました。台詞から、役者の演技から、その動作ひとつまで。小説でもドラマでもそうなんですけども、どうしてもベタに流れがち、お約束を並べてそれで良し、としてしまいがちですよね。でも、このドラマではそういうものを最初から拒否してリアルにこだわっているわけです。

坂元 はい。

我孫子 その秘密というか、これは誰の意思で出来たんだろう? と。ある種の奇跡的なコラボ、ケミストリーということなのか、それともオリジナル脚本だから脚本家である坂元さんの思いが強かったのか。企画スタートの経緯を教えてもらえますか。

坂元 日本テレビで「Mother」をやった後、次に何をやるかというのは特に決めてなくて。そんな時、フジテレビの方から「殺人犯がいて、その妹がいる」という企画骨子を聞いて「面白いな」って思ったんですよ。この話のなにを面白いと思ったかというと、ドラマというものは“過去”と“未来”の両方に物語がないとダメなんですね。過去にトラウマを抱えた人がただ苦しんで生きているだけではドラマにならない。だけど、その話は“未来”に何かが起こる予感を抱えながらドラマが進行する、“先に何かが起こる企画”だと思って。

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