review

ほんとは全員に台詞を入れてあげたかった〈映画「プリキュアASNS」インタビュー志水淳児監督編〉

志水 いや、破壊はしないという方向でいっていたんですよ。子どもたちが震災のことを思い出してしまうかもしれない。だから、街が破壊されたり、瓦礫の山になっているみたいな直接的な描写はやってはいけないことだと思いました。それでビルが魔法みたいにスーッと消えていくという表現にしたんです。
――3.11以降を生きる子どもたちへのメッセージでもあったんですね。
志水 そうですね。街を壊さない代わりにどうやって緊張感や、ピンチになっているかをわからせるか。そのために暗い色の吹雪を吹かせていたりしています。あと、地味なシーンが続くときは、間に妖精たちのシーンを挟み込んで、子どもたちが怖がらないように工夫してあります。
――けっこうホラーテイストですよね。「犬を食べる」描写も、実際に食べるシーンは見せないけど、次のシーンでは首輪だけが残っていたり。お母さんが消える場面も。
志水 「食べる」というわけでなく、異次元に移動させてるんです。大人が観たら怖いかもしれないけど、映画の文法を知らない子どもたちにとってはストレートには伝わらないのかもしれない。子どもたちの想像力は大人とまったく違いますからね。一番最初にあのシーンに付いていた音楽はものすごいホラーで怖かったんですよ。それはやめてくれ、とお願いして、静かな感じにしてもらいました。
――もうひとりのオリジナルキャラクター、フーちゃん。熊田聖亜ちゃんの演技がすごく上手でしたね。...続きを読む

あわせて読みたい

レビューの記事をもっと見る 2012年3月27日のレビュー記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

新着トピックス

レビューニュースアクセスランキング

レビューランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

トレンドの人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

エキサイトレビューとは?

エキレビ!では人気のドラマやテレビアニメ、話題の書籍を人気ライターがレビュー、解説! 人気ドラマのあらすじや、話題の書籍が支持される理由の考察、国民的アニメに隠された謎の解明など話題の作品の裏話を紹介。

その他のオリジナルニュース