どこに行っても売り切れていて大変だったんだ。
VITA版『閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明-』の話です。

いやほんとマジで、ネット通販だとどこに行っても限定版はおろか、通常初回特典版も予約締め切りの続出。それどころか通常版すら予約できないといったどえらい有様でした。
奇しくもPS VITAは大幅な値下げを断行。ここぞとばかりにVITAとセットで買った人が非常に多かったようです。
ソースはぼくです。
正確な実売数はわからないですが、PS VITAの売上と連動していたら面白いですね。

さてどんなゲームかというと、ジャンル名の通り「史上最胸の爆乳ハイパーバトル」です。
わからない? OK一言で言いましょう。
おっぱいです。

総勢20名、5人チームで4つのストーリーを追いながら、爆乳忍者少女達がバトルを繰り広げる作品。
3DS版は「ファイナルファイト」型の横スクロールでしたが、今回は「無双」系のようにフィールドアクションになっています。でも基本的に感覚はかわらず2D的なので、アクション苦手な人でもご安心を。

ぼくのように「おっぱいも好き、でもつるぺたも好き」という人のために、ちゃんと2キャラ……いや1.5キャラほどつるぺたさんがいるのでご安心を。

ここで、おっぱいを楽しむ4つの方法を書いていきます。

1・全裸よりも絆創膏を狙え
このゲームの魅力の一つは、一定のダメージを与えると脱衣していくということ。
あんまりにも上手すぎて一気にダメージ与えると脱衣前に倒してしまう。ソレハイケナイ。適度にうまく脱がせるのがコツです。
倒すときにゲージ技の「秘伝忍法」を使うと、下着すら破壊できます。やったね!
ただ重要な点として、下着破壊をすると確かに色っぽいのですが、深夜アニメ系のような光が差し込んでお仕事をしたり、乳首の部分にはミニキャラが見せられないよ状態になるので、実は下着の方がエロいです。
今回実装された中に「下着ガチャ」というのがあり、ゲーム内通貨を使って100枚以上の下着を入手できます。もう下着だか葉っぱだかヒモなんだかわからないのもあります。
それを事前に好きなキャラに着せておいて、下着状態でKOするのがオススメでしょう。
加えて、下着と別設定でブラがとれると、乳首絆創膏を見ることができます。

これでKOすると、そのまま次のストーリー会話で絆創膏おっぱいを堪能できるので、是非狙いましょう。
オススメは「下着040」です。下着っつか前貼りですが。

2・更衣室を活用せよ
もう一つの魅力は、本編と言っていいくらいよくできている更衣室です。
普通にアクセサリや衣装を買って着替えさせることができるのですが、これが狂ったように凝っている。
特にアクセサリは好きな部位の好きな場所に、拡大縮小移動してつけることができます。
アゴヒゲをあんなところやこんなところにつけることも可能です。ヒゲだから問題ありません。
天狗のお面をあんなところやこんなところにつけることもできます。天狗のお面だから問題ありません。

加えて、着替え中に四角ボタンを押し、LかRボタンを押すと、全身が縦に大きく表示できます。
ここからがポイントです。

まず右手(左利きの人は左手な)で親指と人差し指の輪をつくります。
次にその状態で、VITAの背面パッドと全面パッドをつまみます。VITAを握る状態と言えばわかりやすいかと。
これで女の子にタッチされた状態になり、動かすと『○連閃』と数字が出ます。
そのまま、力いっぱい上下にこすります。女の子の頭から足に向かって激しくこするイメージです。VITAは揺らしてはいけません。あくまでもこすってください。
そうすると連閃数が増え、女の子の服が破れてしまいます。
破れてしまうのだからしかたありません、機能は試すためにあるものです、是非VITAの最新機能をつかったシステムで女の子を脱がせて辱めましょう。恥ずかしがって片面だけこすっても何も起きません。堂々と好みの女の子の恥ずかしボイスを聞きながら脱がせましょう。
下着は脱げませんので事前に好みのものを着せておきましょう。
まかり間違っても電車の中でやってはいけません。部屋でやっていて親に見られて勘違いされても責任は持てません。
誰だこんな頭のわるい機能を考えた人は! 
プロデューサーの高木健一郎ですね。そうですね素晴らしい。
こするために保護フィルムは先に貼っておいたほうがいいです。そこそこはげしくこするよ。

3・命駆を狙え
アクションシーンで、Rボタンを押しながらタッチパネル真ん中を両親指で押すと、胸が拡大されます。
そのまま、両方に引きちぎりましょう。
衣装が破けて命駆(いのちがけ)状態になります。
山のように湧いて出る女忍軍の中を、下着のみの半裸少女が駆けまわるという極めてシュールな絵になるんですが、攻撃力が大幅にアップ、移動速度強化と、とんでもなく強くなります。制服の時のみ出来る行動です。

えらい強そうですが、防御力は5分の2になるので、相手の技をくらうと瞬殺されてしまいます。まさに紙一重。つか脱いだら強くなるって『Wizardry』のニンジャみたいです。
この命駆の「陰乱」状態を使いながら、ミッションの高難易度バージョンを選択すると、なかなか骨のあるアクションが楽しめます。「弾き」(相手の攻撃寸前でRボタン)を使いこなせば、アクションゲーム上級者も楽しめる、格闘ゲーム要素強めのゲームになります。
半裸で外を走り回る快感を味わいましょう。

4・オンライン対戦で脱がしあえ
このゲーム、Wi-Fiを使ったオンライン対戦に対応しています。4人まで対戦可能です。
普通にダメージを与え合うのもあるのですが、ゲームモードの「脱がし合い戦」「パンツ争奪戦」が面白いです。
「脱がし合い戦」は、4人で攻撃をうまく与えながら、いかに脱衣させるかで点数を稼ぐ試合。
ぶっちゃけキャットファイトとか泥んこレスリングとか、あのノリに近いです。相手を脱がせるのも楽しいですが、自分が連続技食らって脱げていくのもなんか快感だから困る。

「パンツ争奪戦」は空から降ってくるパンツを奪い合うという意味のわからないゲーム。走り回ってパンツを集め、相手を攻撃してパンツを奪い、その枚数を競います。
ネットの向こうにいる男たち(女性もいるかもですが)が女の子の姿で服を脱がし合いパンツを奪い合うのは、なかなかこう、色んな意味で熱いものがあります。
かなり接続が不安定なので、そこだけ注意。試合中落ちたら「おっぱいが回線をふさいじゃったからちかたないね」と思いましょう。改善されますように。


3DSのように立体おっぱいが見られないのはちょっと残念ですが、VITAの機能を無駄に最大限まで活用し、アクションゲームとしてもボリューム満点なこの作品。
制約のある中でこそ、エロいものができる、という高木健一郎の理念のもとに出来ており、色々なギミックを使って形にした作品です。そういう視点で見ると、スカートがタッチでめくれるとか一つとっても、相当手がこんでるんです。真剣にエロを制約の中で作るって、なんかステキじゃん。そういう人間にぼくはなりたい。
思わず「アウト!」といってしまいたくなるものもありますが、いいえ、アウトじゃない。アウトじゃないよ。ギリギリだから、面白い。エロい。楽しい。

ところで、どうしてもおっぱいに話題が集まりますし、ぼくもおっぱい目当てで買っていますが、実はストーリーはものすごくハードです。
「忍」であるということは、どうしても命にかかわる仕事をするということ。実際に命を落としたキャラや、大怪我を負うキャラも多いです。任務に失敗すると死ななければいけないという掟もあります。
加えてこのシリーズ、「善忍」と「悪忍」という二つの大きな勢力に分かれており、「善」とは義を守る存在であるべきなのか、「悪」とは全てに寛容な存在たるべきか、どちらが正しいのか、という究極のテーマにも挑んでいます。
これは3DS版から続いているテーマなので、出来れば『閃乱カグラ Burst -紅蓮の少女達-』をプレイするか、今放映中のアニメを見てから、VITA版をやるのをおすすめします。

知っている人向けに補足すると、今回は「月閃女学館」という、さらに義に強い善忍が登場することで、ヒロイン飛鳥達の「半蔵学院」が、割りと融通のきく、悪忍とも親しくするフラットな立ち位置に。前作の物語を引き継いでいるので、サブヒロインの焔たちは抜け忍としてさらにフラットな立ち位置になっています。「女神転生」シリーズでたとえると「ロウ(月閃)」「ニュートラル(半蔵・焔)」「カオス(蛇女)」のような構造です。
アホなエピソードも多いですが、かなりシビアで、解答のない永遠の問題を扱っている作品でもあるので、是非シナリオには注目してみてください。

……という名目でおっぱいを触りましょう。
対戦だと強さのバランスや当たり判定のファジーさなどのアンバランスさもありますが、それも含めて『閃乱カグラ』という、なんでもありな唯一無二の「ゲームジャンル」になっています。
ロードだけはもうちょい短いと嬉しいですけどね。
プレイして、おっぱいのゲシュタルト崩壊しちゃいましょう。


VITA版『閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明-』(通常版)
(たまごまご)
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