
そんな人にオススメしたいのが、沖縄の郷土料理「かちゅー湯」。“かちゅー”とはかつおの意。つまり、かつお節スープ。実はこれ、作り方が衝撃的なまでに簡単なのだ。
とりあえず、レシピを見てほしい。
(1)お椀にたっぷりのかつお節と味噌を入れる
(2)お湯を注ぐ
たった、これだけ。市販の即席スープを作るのと、手間も時間もそう変わらないだろう。
ちなみに味噌の代わりに、塩やしょうゆで味をつけ、すまし汁感覚で飲む人もいる。具は入れなくてもOKだが、もずくやしょうが、ネギなどを加える人もいるという。
「いわば即席スープ。疲れたときなんかによく飲みますね」
とはある沖縄県民の弁。沖縄では誰もが知っている定番とはいえ、食堂のメニューなどで見ることはほとんどない、いわば家庭の味。前述の沖縄県民も、
「知らないだけかもしれないけど、店では見たことがないですねえ」
と言っていたし、私もネットで調べてみたが、かちゅー湯がメニューにあるらしき店は1軒しか見つけられなかった。
そんなかちゅー湯が、実は今、東京都内でも食べられる。和食居酒屋「稲田屋 秋葉原店」と鰹節屋ヤマキがコラボし、4月10日(水)~6月9日(日)の期間限定でアレンジかちゅー湯を提供しているのだ。...続きを読む