本当に彼らはチャラくてお堅いのか? 欧州の恋愛観について、仏調査機関Ifopが興味深い結果を発表している。
カトリックの国の男性は遊び人が多い
同機関の調べによれば、欧州6カ国(イタリア、フランス、ベルギー、スペイン、英国、ドイツ)の中で、もっとも浮気する男性はイタリア人とフランス人だそうだ。「人生の中でパートナー以外の人と性的関係になったこと事はあるか」という問いに対し、イタリアとフランス男性の55%が「ある」と答えた。ベルギーは51%、スペインも50%と5割を超え、カトリックの国は総じて浮気率が高い。一方でプロテスタントの国の男性は、彼らと比べればパートナーに一筋の人が多いようで、ドイツ人男性の浮気率は46%、英国人男性は42%だった。
ただしドイツ人と英国人がまったく浮気をしないわけではない。彼らは肉体関係に進む確率こそ比較的低いが、「パートナー以外の人と唇を交わすキスをしたことがある」という率は、ドイツ人男性が59%、英国人男性も54%と高い。イタリア54%、フランス50%、ベルギー58%も、それなりに浮気相手とキスはしているが、肉体関係も高いのでそこは仕方ないのかもしれない。