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映画「聲の形」監督に聞く「開けたくない扉を開けてしまった感じでした」

山田 そう、植野はかっこいいなと思いました。あと、硝子のことを特別な目ではまったく見ていなくて。対等な存在として、本気で硝子に向かっていくんです。すごく魅力があるし、尊敬に値する人だなと思っています。
──そういう繊細で複雑な内面を抱えている植野を演じているのは、「たまこラブストーリー」で同じく複雑な思いを抱えた常盤みどりを好演した金子有希さんですね。
山田 みどりちゃん、お好きだったですよね(笑)。
──はい。以前の取材で熱く語ってしまいましたが(笑)。この植野に、みどりちゃん役の金子さんをキャスティングされたことには、なるほどと思いました。
山田 あはは(笑)。でも、植野役もオーディションをやったんですよ。金子さんには、他のキャラクターも受けていただいて、どちらもとても良かったんです。音響監督さんとも話し合って、植野をお願いすることになりました。植野はどうでしたか?(笑)
──きちんとキャストを確認しないまま、試写を観たのですが。植野の芝居が良いなと思って資料を確認したら、みどりちゃん役だった金子さんで、なるほど、と納得しました。
山田 すごくはまっていて良かったですよね。金子さんは、すごく上手い揺らぎが自然と出るんですよ。本当にぴったりだったと思います。
映画「聲の形」監督に聞く「開けたくない扉を開けてしまった感じでした」
小学生の頃から将也のことが気になっていた植野。アルバイト先の「にゃんにゃん倶楽部」の割引券を配っている時、偶然、将也に遭遇。割引券を渡すが、将也が店に来ると「やば、本当に来た」と焦り、変装してしまう

何を削って何を残すかのバランスが難しかった


──メインキャラだけでも8人いるので、約2時間という限られた尺の中で描いていくのは、大変だったのでは?

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