今年、バンド結成10周年・メジャーデビュー5周年のアニバーサリーイヤーに突入したSHE’S。
新曲「Spell On Me」は現在放送中の栗山千明が主演を務めるテレビ東京ほか水ドラ25『ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~』のエンディングテーマとして書き下ろされた楽曲で男性目線で片思いをテーマに描いた歌詞と、切ないピアノの旋律と壮大なストリングスのハーモニーが印象的な作品となっている。
そのミュージックビデオが6月3日(木)20時にYouTubeにて遂にプレミア公開された。
ラブソングを基に作られたミュージックビデオは横浜をロケ地に撮影された。映画館を舞台に恋愛に積極的でなかった男性が女性への恋によって刻々と変わり踏み出してゆく過程が丁寧に描写された多幸感溢れる作品となっている。
片思いの男性を演じるのは、数々のドラマ、映画、舞台に出演し、今後も多くの出演待機作が控えており、毎週金曜日J-WAVE「ALL GOOD FRIDAY」ナビゲーターも務める新進気鋭の俳優稲葉友。自身もバンド経験があり音楽に造詣深い。
対する女性を演じるのは映画・ドラマ・CMで活躍の小川あん。今年度公開の映画「新しい風」「スウィート・ビター・キャンディ」で主演を務め、Alexandros「ムーンソング」、Official髭男dism「コーヒーとシロップ」のミュージックビデオにも出演経験のある成長著しい若手女優だ。
ミュージックビデオについて稲葉友、小川あんに加えSHE’Sからは井上竜馬、監督の山部修平のコメントが届いている。コメント、映像の両方を見ることで世界観に没入してはいかがだろうか。
【SHE’S・井上竜馬 コメント】
「映画やん…」という言葉を10回は口にした映像作品になりました。稲葉さんの恋に落ちる瞬間の顔も、小川さんが見せた作中での自然な表情や笑顔もすごく素敵でした。この曲が持つエネルギーをしっかりと映像になってる作品で感動しました。
【稲葉友 コメント】
歌詞に出てくる「魔法」というキーワードが、恋をした時の制御が効かない気持ちや、
勝手に膨らんでいってしまう想像を表すのにピッタリだなと思いました。
その世界にのめり込んでいくことでミュージックビデオの撮影も楽しかったです。
撮影では実際の映画館を使わせてもらったので、
匂いとか景色とかを頼りに出来たらいいなと思って挑みました。
実際に生きている映画館なので、
その空間特有のエネルギーに助けられながらお芝居をさせてもらいました。
甘酸っぱい気持ちや、人生の中で上手くいっていない中でも
人が人を求める優しい想いなどが詰まっている作品になると思うので、
楽曲と合わせてMVも楽しんでいただけたら幸せです。
【小川あん コメント】
私は映画館で撮影するのが大好きで、今回、このジャック&ベティさんで撮影するのは3回目なのですが、映画で出てくる「映画内の映画館のシーン」にすごく憧れがあるので、自分もこういった映画館で演じることが出来て嬉しいです。
映画ってちょっと幻想的なイメージもあると思うので、今回監督が色々とキャラクター設定を分かり易いように考えて下さったのでそれをヒントに、チャーミングで、映画の中に居る人の延長線上のような感じが出せていたらいいなと思います。
今回の曲は、「初恋」のイメージだと思うんですけど、初恋って一瞬一瞬が、刹那的な瞬間だったりすると思うのですが、映画も刹那を写すものでもあるなと感じているので、一瞬の輝きや感情の表れを楽しんで頂けたらすごく嬉しいです。
【監督・山部修平 コメント】
MVは
夜の映画館で、男性が恋に落ちる物語です。
《魔法みたいなんだ。》という歌詞から
非日常で幻想的な世界観の映像にしたいと思い、
人のいない夜の映画館を舞台にしました。
スクリーンの幻想的な光の中での、
男性の出会い・一目惚れを描きました。
男性にかかった魔法を、感じてもらえたらと思います。