今回のニュースのポイント
日経平均は前場、203円高で終了:4月24日の東京株式市場で、日経平均株価の前場終値は5万9,343円40銭となりました。
前日の米株安を跳ね返す上昇:米国市場の下落を受けて投資家心理が慎重になる中、日本株は堅調に推移しました。
5万9,000円近辺で下げ渋る動き:心理的節目の6万円を前に調整が入った場面でも、下値を叩く動きは限定的でした。
押し目買いの意欲が活発化:調整局面での待機資金の流入が意識され、相場の強さが改めて示されました。
4月24日の東京株式市場で、日経平均株価は前場、前日比203円17銭高の5万9,343円40銭で取引を終えました。前日の米国市場が下落した流れを受けながらも、日本株は底堅い動きを見せています。
早朝にかけての米国市場では、主要3指数が揃って下落しました。通常、米国株の下げは東京市場にとって投資家心理を慎重にさせる要因となりますが、本日の日経平均は外部環境の軟調さをこなし、プラス圏での推移を維持しました。
背景にあるのは、根強い「押し目買い」の意欲です。前日23日の市場では年初来高値(5万9,585円86銭)形成後の調整が入りましたが、5万9,000円台前半まで押したシーンでは、「遅れて乗りたい」投資家による押し目買いが入りやすい地合いであると意識されています。5万9,000円近辺で下げ渋る底堅い動きが確認されたことで、売りを急ぐ動きは限定的となりました。
現在の相場構造を振り返ると、日経平均は依然として高い水準に位置しています。3月末の安値(5万1,063円72銭)から6万円手前まで急ピッチで上昇した後の「高値圏での持ち合い」局面ですが、上昇トレンドそのものは崩れておらず、先高観は根強く残っています。
また、足元では半導体やAI(人工知能)関連といった日本株固有のテーマへの物色が続いており、こうした成長期待が外部環境に対する耐性を高める要因となっています。
前場の値動きの特徴としては、寄り付きこそ米株安を受けて上値の重さが意識されたものの、その後は速やかに切り返した点が挙げられます。前場の早い段階でプラス圏に浮上すると、そのまま安定的な推移を見せ、結果として押し目買い優勢のまま前引けを迎えました。
本日の焦点は、後場の値動きがどこまで維持されるかに集約されます。前場終値である5万9,300円台を維持できるのか、あるいは年初来高値に近い5万9,500円台を再び伺う展開となるのか。週末ということもあり、利益確定の「戻り売り」とさらなる上昇を期待する「押し目買い」の綱引きが、高値圏での攻防の鍵を握ることになりそうです。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)

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