2028年度前期のNHK朝の連続テレビ小説が、歌人・斎藤茂吉の妻である輝子さんの物語「ほんのモキチ」に決まり、ヒロインを河合優実(25)が務めることが発表された。
脚本は、13年度前期の「あまちゃん」を担当した宮藤官九郎(55)。
宮藤といえば、19年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の脚本も担当したが、オンエア中に「(NHKには)優秀なスタッフが何人もいて、収拾のつかなくなった私の脚本の情報整理を見事なくらい手際良くやってくれる」と作品に次々と手を入れられる内情をラジオ番組で皮肉たっぷりに発言。大河歴代ワースト視聴率を記録したこともあり、二度とNHKで長編ドラマの脚本を書くことはないだろうという見方が強かった。今回、どんな“手打ち”があり、なぜ8年ぶりに宮藤が約半年間もの脚本を担当することになったのかは知る由もないが、今月4日の発表会見で宮藤は緊張した面持ちで「精いっぱいやらせていただきます」と語った。
それ以上に今回の発表で芸能記者がザワついているのが、河合の結婚問題。河合は23年4月に、現在放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」で準主役を演じている池松壮亮(35)との親密交際が判明。「ふてほど」放送直後に同棲生活をスタートさせ、ゴールイン目前だといわれている。
■朝ドラヒロイン決定が及ぼす影響
「私たちの考えるXデーは、池松が大河を終えた後です。役者にとって大河は、全身全霊で臨む仕事ですからね。また池松は、23年8月末をもって、13年間在籍したホリプロを退社しています。これは河合との結婚を前提とした義理立てだったというのが、芸能関係者の共通の見解です」(週刊誌芸能担当記者)
プライベートには目もくれず、池松が豊臣秀吉役を演じ切った後に大きな発表があるのではないかとみられていた。河合の朝ドラヒロイン決定は、2人の結婚の行方にどんな影響を及ぼすのだろうか。
「朝ドラのヒロインが“新婚さん”というケースは今までないと思いますよ。朝ドラは“新人女優の登竜門”といわれ、視聴者が物語とともに、ヒロインの品定めや将来性を予測するのも楽しみのひとつとされています。ヒロインが白いキャンバスにどんな絵を描いていくのかを見定めるようなイメージでしょうか。とすれば、28年の朝ドラ開始時点で河合が池松と結婚していたとすると、すでに一定の色が付いているわけですから、期待度や将来性に逆風があるかもしれません。ただ河合の出演交渉に、宮藤が間に入ったプロセスを考えれば、NHKも結婚を内諾した上でのオファーだったのかもしれませんね」(芸能関係者)
朝ドラは開始までの準備に半年かかるといわれている。「ほんのモキチ」の場合、クランクインが来年秋、役作りには来年春ごろから取り掛かることになる。今年いっぱい大河にかかりきりの池松と、来年の春には“輝子”に没入しなければならない河合。数カ月の猶予期間で、CMクライアントとの契約問題をクリアし、朝ドラ史上初の“新婚ヒロイン”が誕生するのか注目だ。
(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

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