「ステキだなと思う夫婦像は、仲が悪くない夫婦かな。いつでも手をつないで歩いている夫婦に憧れているわけではないというか。

独身の僕が言うのもなんですけど、夫婦の仲がいい必要があるのかわからないから、悪くなければいいんじゃないかと思います」

’15年8月、本誌にこう語っていた櫻井翔(39)。6年後となる今年9月29日に結婚を発表した。お相手はかねてから交際が報じられていた女性・Aさんだという。

櫻井と慶應大学時代の同級生であるAさん。知り合ってすでに“20年来の仲”となるが、果たしてどんな女性だろうか?

「Aさんは関西出身で明るく気遣いのできる美女。大学時代はテニスサークルに所属し、米国・フロリダへの短期留学も経験しています。

当時は『将来的にハワイかイタリアで自分のセレクトショップを持つことが夢』と話していましたね。その美貌から『ミス慶應』にも選出され、芸能界からスカウトされたことも。ですが、それを断って、希望だった関西のテレビ局に就職しました」(Aさんの知人)

こうしてともにメディア業界で働く“同志”のような関係となった櫻井とAさん。定期的に連絡を取り合うこととなり、次第に距離が縮まっていったようだ。

「2人が交際を始めたのは、櫻井さんが『news zero』(日本テレビ系)の月曜キャスターに就任した十数年ほど前だと聞いています。

Aさんの卒論は“戦争報道”についてだったこともあり、櫻井さんはキャスター業を始めるにあたり、旧知のAさんにも相談したのでしょう。

時事問題について意見を交わすなかで、自然と交際に発展することとなったのだと思います」(Aさんの元同僚)

■Aさんはラストイヤーの陰の立役者。櫻井を思い、自ら退職

しかし、お互いが仕事に打ち込むにつれ、2人は次第にすれ違っていく。

「Aさんは会社の人事異動があり、数年単位で大阪と東京を行き来する生活を送ることとなりました。結果、2人はついたり離れたりを繰り返すように。ちょうど離れていた時に、櫻井さんと当時、テレ朝の社員だった小川彩佳アナ(36)の交際報道が出ます。当時、Aさんは少なからず動揺していたといいます」(テレビ局関係者)

しかし、2人は再び結ばれることとなった。

そして『週刊文春』’20年1月30日号で、櫻井とAさんがベトナムやハワイを楽しむ様子が報じられた。

同年は、嵐が活動休止まで駆け抜けた思い出深い1年。実はAさんは、そのラストイヤーの陰の立役者でもあるようだ。

「Aさんは’19年9月、15年以上も勤めた関西のテレビ局を辞めました。1年間、嵐に全力で取り組む櫻井さんを『少しでもそばで支えたい』と心から思ったのでしょう。彼女はその年末に単身上京し、一人暮らしをスタート。

それからは友達の会社を手伝いながら、櫻井さんを見守っていたそうです。大学時代を経てキャスター業の就任時、そして嵐の休止まで。Aさんはいわば、櫻井さんにとって20年にわたる戦友なのです」(前出・テレビ局関係者)

冒頭のインタビューで「以前は結婚がひとつのゴールだと思っていたけど、そこがスタートなのかなって思うようになりました」と語っていた櫻井。人生の新たなステージが始まったばかりだ。