「リスパレ!チョイス」前期選出アーティスト・なるみや×豊田穂...の画像はこちら >>

【その他の画像・動画等を元記事で観る】

アニメ音楽に特化した媒体「リスアニ!」と大阪のラジオ局・FM802のラジオ番組「802 Palette(ハチパレ)」がタッグを組んだ新たな音楽メディア「リスパレ!」。アニメ、ゲームカルチャー、ネットミュージック、そしてそれらの枠を超えた様々なアーティストの魅力を伝える本プロジェクトでは、「リスパレ!チョイス」として、今聴いてほしいアーティストを独自の視点で選出。

積極的に紹介していく。

今回は「ハチパレ」との連動企画として、TikTokやYouTubeなどのSNSを中心に注目を集めるシンガーソングライター、なるみやと番組DJの豊田穂乃花による対談インタビューをお届け!「ハチパレ」ゲスト出演のラジオ収録を終えた直後の2人に直撃し、最新曲「I+イデア」の深掘りトークをはじめ、ラジオでは聞けなかった話題をじっくりと語り合ってもらった。

INTERVIEW & TEXT BY 北野 創


2人は意外と似た者同士?“極端”な性格と共感を抱くポイント

――お二人は今回が初対面とのことですが、ラジオ収録で会話してみて、お互いどんな印象を持ちましたか?

豊田穂乃花 楽曲の印象からイメージが先に膨らんでいたので、もっと寡黙な方なのかなと思っていたのですが、実際はたくさんお話をしてくださる方でした。会話をする上で、1投げたら1返ってくるタイプなのかなと思っていたんですよ。でも、こちらから投げたものに対してそれ以上に返してくださったので、すごく嬉しかったです。

なるみや 私はたいして面白くないことを長々と話してしまうタイプなので(笑)。豊田さんはお話がしやすくて喋り声がとても綺麗で、その声がヘッドホンからダイレクトに聞こえてくるので、めちゃくちゃ聞き心地が良くてありがたかったです。

豊田 リスナーからしたら、なるみやさんの声をヘッドホンで直接聞いている私のことも羨ましいと思いますけどね(笑)。

「802 Palette」でオンエアした、なるみやインタビューの模様は、
radiko タイムフリーで聴くことができます。
(※radikoタイムフリー30プランなら、過去30日前までの番組を楽しめます)

――今回、なるみやさんを「リスパレ!チョイス」のレコメンドアーティストに選出した理由について、改めて豊田さんからご説明いただけますでしょうか。

豊田 ラジオ収録でもお話ししたのですが、やっぱり歌声の魅力が大きいです。私がなるみやさんのことを知ったのはTikTokで、スクロールしていく中で「この声よく聴くな」と思って調べて、出会ったのがなるみやさんだったんです。今の時代、TikTokは音楽との出会い方としてものすごく影響力を持っていると感じていて。

もともとハチパレはそういったネットアーティストにも特化していることを掲げているなかで、リスアニ!とハチパレが共鳴してレコメンドアーティストを提案するとなった時に、ハチパレ側からは今ネットで活躍されていて今後絶対にブレイクするであろう人をピックアップしたい。それで真っ先に候補として挙がったのがなるみやさんでした。

なるみや ありがとうございます!

豊田 それにこういう企画があれば「ラジオに出演しませんか?」とお声がけをしやすくなりますし。なるみやさんはすでにブレイクしている最中ではありますが、TikTokという誰でも発信できて触れられるところから、ラジオのようなメディアに出ていただくことによって、より広いフィールドに音楽が届くだろうなという思いもあって、このタイミングでご一緒させていただきました。

なるみや ラジオにはまだ数回しか出たことはないのですが、私はもともと自分のことを知っていて、好きでいてくれる人に向けてじゃないと発信しづらい気持ちがあったんです。自分の声が公共の電波に乗って流れた時に「なんだこいつ」って思う人がいるのが怖くて(苦笑)。実はSNSの発信も最小限にしたいタイプなんです。でも、ファンの方が喜んでくれるというのもありますし、ラジオをきっかけに新しく知ってくださる方がいる。いろんな入り口があるなと今は思うので、こういう機会をいただけるのは嬉しいです。あとは番組DJの方とお話ししながら、自分でも「あ、私はこう思っていたんだな」と言語化されるところがあるので、それもラジオに出る魅力だと思います。

――今回も豊田さんと会話している中で、何か引き出された感覚はありましたか?

なるみや 特に一貫して何かを話そうと思っていたわけではなかったんですけど、パラパラと喋っている中で、幼少期のお話とかを引き出してくださって。その中で「褒められることが好きなんですか?」と聞いてくださったのですが、確かにそこが自分の最初の原動力でもあったな、ということには気づけました。

豊田 そう言ってもらえると嬉しいです。

――リスパレ!としてではなく、豊田さん個人として、特に共感できるなるみやさんの楽曲はありますか?

豊田 好きな曲はたくさんありますが、共感となると「醜形恐怖症」ですね。あまり具体的に話しすぎると話が重たくなりそうなんですけど(笑)。私はもともと顔を出したくなくて、ラジオのお仕事を選んでいるんですよ。始めてみたら表に出ることが多くてびっくりしたのですが、これまで実際に心ない言葉を言われた経験もあって、「声のメディアなのになんで顔のことを言われないといけないんだろう」と思うこともありましたし、それに対して「そんなこと気にしなくていいよ」と言ってくれる人に「あなたはネットの海に自分の顔を晒されてないですよね」と思うこともありました。なのであの楽曲のフレーズは一つ一つ刺さりましたね。世の中的にも、顔のコンプレックスを抱えている人は増えているとも思うんです。美の基準が明確化されてきて、そこになれなくて肩身の狭い思いをしてしまう子たちにとって、あそこまでハッキリと言葉にしてくれたのは救いでした。

――「醜形恐怖症」はYouTubeでも再生回数が多い、なるみやさんの代表曲ですが、どんな思いでこの曲を作ったのでしょうか。

なるみや この曲を作ったのは高校生の頃だったのですが、私が高校に入学した時はちょうどコロナ禍で、全員マスクをしていて、それを外すのが禁止だったうえに、学校に行ける機会も全然ない時期があったんです。だからこそ、ご飯中にマスクを外した時にお互い「そんな顔してたんだ」となることが、仲の良い子同士でも全然あって。みんながマスクを外すことへの不安を抱えやすい時期だったと思うんです。

当時、私は高校生だったので、表現していいこととダメなことの基準もよくわかっていなくて、何をテーマにして曲を書くかは本当に自由だったので、遠慮なく「醜形恐怖症」という題材を選べたのかなと思います。

豊田 リスナーに皆さんからのこの楽曲の反響はどう受け止めていますか?

なるみや 実は今まで発表した曲の中で、批判的な意見が一番多いのがこの曲なんです。「なんでこんなことを題材にしたんだ」という人もいますし、「聴いてると苦しくなるからやめてくれ」という人もいます。でも、それと同じくらい「救われた」というメッセージも本当に多くて。完全な善ではないけれど、否定が混じりながらも肯定が強い曲だと思っているので、今は勇気を持って公開して良かったなと思っています。

――なるみやさんは以前のインタビューで「普段は表に出さない感情を楽曲にして発散する」とお話ししていましたが、この曲にもご自身の経験が投影されているんですか?

なるみや どの曲にも必ず「自分はこうだ」と思うことが入っています。「醜形恐怖症」もそうですし、去年にリリースしたEP『まどろみの記憶』に収録している「だって、優等生」は特にそういう楽曲だと思います。

――「だって、優等生」を制作した当時は、どういう気持ちを抱いていたのでしょうか。

なるみや この曲のフレーズを作り始めたのは高校生の頃で、それから3~4年経ってから世に出したんです。なので根本の部分は学生時代の経験や実際に感じていたことです。私はもともと勉強することは好きで、それによって褒められたり結果が出ることが好きだったのですが、頑張っても結果が出ないパターンというのもあって。高校はすごく無理して自分なりに挑戦して、進学校にギリギリ入ったんですけど、一生懸命勉強しているのに周りに追いつけないとか、あの子より勉強してるのに私のほうが低い点数だった、とかはずっと気にしていましたね。

――音楽のほうにハマっていったのも、その反動があったんですか?

なるみや そうですね。「じゃあもう勉強いいや」「退学してやる」くらいの気持ちでのめり込んでいきました。本当に「0か100か」みたいな感じで、すごく極端な性格なんです。さっきのラジオ収録でも豊田さんとその話で盛り上がったんですけど(笑)

豊田 そうなんです。番組のコーナーで「ご自身の性格を一言で表すと?」という質問に、なるみやさんが「極端なところ」とおっしゃっていたんですけど、私もまさにそうなんです。私も努力や頑張ることが大好きだけど、頑張っていない人を見るとモヤモヤしたり、上手くいかなくなったら全部が嫌になるタイプで。

なるみや わかります……!

豊田 部屋の片づけを始めたら、全部ひっくり返して一から全部掃除したい、みたいな(笑)。そういうところが一緒だったので、なるみやさんの楽曲もすごく刺さるものがあったのかなと思いました。

――お二人はいい友達になれそうですね(笑)。ちなみに、なるみやさんは自分のお部屋の家具を真っ白に統一しているらしいですが、それも「極端」な性格の表れなのでしょうか。

なるみや それも性格が出ている部分だと思います。一度家具の色を決めたら、全部これじゃないとダメ、みたいな感じになるんです。

今は部屋が白すぎて、友達に「天国」って言われるんですけど(笑)、それでやっと「あ、これ白すぎるんだ」って気付くくらいで。

豊田 えー!でも、もしピンク色のめちゃめちゃかわいい家具を見つけた時はどうするんですか?

なるみや ピンク色の家具は最初から目に入らないんです。最初の条件が「白」で、ネットで探す時も全部「白」で検索して、そこからかわいいものを探していく感じです。髪の色も、もともとは黒染めしていたんですけど、今は「髪も白くしなきゃ」となって5~6回ブリーチしました。まだ理想の白にはなってないんですけど。

豊田 徹底していますね(笑)。

『ゼンゼロ』と寄り添うことで新しい“なるみや”らしさが出た新曲

『ゼンゼロ』と寄り添うことで新しい“なるみや”らしさが出た新曲

――ここからは最新曲「I+イデア」の制作エピソードをお聞かせください。この楽曲はHoYoverseが手がける都市ファンタジーアクションRPG『ゼンレスゾーンゼロ(以下、ゼンゼロ)』内に登場するアイドルユニット・妄想エンジェルのイメージソングになりますが、豊田さんはどんな印象を受けましたか?

豊田 私はもともと『ゼンゼロ』をプレイしていたので、推し同士が交わることがとても嬉しくてハッピーと思いました(笑)。個人的にアイドルが好きなので、落ちサビやラストのサビ前の転調とか、“アイドルソングあるある”みたいな要素が散りばめられているところにもテンションが上がりましたし、なるみやさんのキラキラしたポップな要素が前面に出ていて、プライベートで聴いていてもすごくテンションが上がる一曲です。

なるみや ありがとうございます!以前、AVAMさんの楽曲を作らせていただいた時にいろんなアイドルの曲をたくさん聴いて、そこから女性アイドルグループの曲も結構聴くようになっていたのですが、もしまた作るとしたら、ライブで飛び跳ねて盛り上がれるような曲がいいなと思っていたんです。なので今回は、ビートは最初から絶対乗れるものにしようと思って、シンセの刻み方も聴いていて気持ちいい音の作り方を心がけました。

――不憫な感情に寄り添った楽曲を制作することの多いなるみやさんにしては、明るくハッピーな印象を受けましたが、その中で自分らしさを表現するために意識したことはありますか?

なるみや 以前に「桃色の血潮」というロックな曲を発表したときに、自分では「完全に自分らしい曲ではないな」と思いながら出したんですけど、周りからは「今回もなるみや節ですね」という反応をいただけたんです。その時に「これは私が意識して出さないようにできるもんじゃないんだな」という気付きがあったので、今回も私が作ったのならなるみやらしい感じになるんだろうな、という気持ちで作りました。

豊田 でも、私もこの曲からなるみやさんらしさをめちゃくちゃ感じます。これまでリリースを重ねてきたなかで、ポップな部分や暗い部分、ロック、いろんな要素が見えてきたからこそ、「今回はなるみやさんのこの部分をギュッと凝縮したんだろうな」という受け取り方ができるようになっていると思うんですね。だからこそ「らしさ」が確立されているなと思いました。

――ちなみに豊田さんは『ゼンゼロ』ユーザーとして、この楽曲に『ゼンゼロ』や妄想エンジェルらしさを感じるポイントはありますか?

豊田 妄想エンジェルに関しては、キャラクター自体はサービスの開始当初から存在していたのですが、最近になってようやく詳細が発表されたので、私もどんな子たちなのか知ったのは最近なんですよね。ふたを開けてみたらこんなにかわいい子たちで、しかも千夏(CV:森嶋優花)ちゃんは関西弁で喋るキャラクターなので、関西人としても嬉しくて。この曲から感じる『ゼンゼロ』らしさとしては、メインストーリーの部分もそうですし、わかりやすいところだと歌詞に“そンナ!ンナ!”と入っているのを含めて、こちらから勝手に「これってこういうことなのかな?」と繋げられるものが散りばめられているように感じました

――「ンナ!ンナ!」というのは、『ゼンゼロ』のマスコット的なキャラクター、ボンプの鳴き声というか言語らしいですね。

なるみや そうなんです。最初にゲームの資料をいただいて読んだときに、おまけみたいな感じでその説明が添えてあったのですが、「ンナンナ」ってなんだろうと思って(笑)。不思議な言葉で魅力を感じたので、絶対に曲のどこかに散りばめたいなと思ったんです。それから「ンナ」が付く言葉をいろいろ考えて。例えば「銀杏(ぎんなん)」とか。

豊田 なるほど(笑)。

なるみや 実はコーラスも普通の「ハァー」とかではなく、試しに「ンナー」って歌って録ってみたんですよ。でも、結局ミックスしたら他の音と混ざってわかりづらくなったので、歌詞にわかりやすく入れようと思って。それで“そンナ!ンナ!”というフレーズが生まれました。

豊田 そうだったんですね!やっぱり直接的な言葉を入れ込んでもらえるのは、作品のファンとしてもすごく嬉しいポイントでした。コーラスの部分に関しても気付きたかったですけど(笑)。

なるみや サビのところに入れていたんですけど、完成した音源を聴いたら自分でも「どこに入れたかな?」と思うくらい馴染んで目立たなくなってしまったので、気付くのは難しいと思います(笑)。

――妄想エンジェルらしい要素として、「妄想」や「夢見心地」な雰囲気がこの曲にはあると思うのですが、なるみやさんもどこか夢想的と言いますか、「夢」や「睡眠」にまつわるワードを活動のモチーフに取り入れることが多いですよね。何かこだわりがあるのですか?

なるみや 寝ることが好きというのは大前提としてあるんですけど……もともとNeruさんというボカロPの方がすごく好きで、自分のTwitterのアカウントを作る時に、Neruさんの「@neru_sleep」というIDを真似て「@naru__sleep」で作ったんです。そのアカウントを今もそのまま使っているのもそうですし、その流れでサブアカウントも「君もおねんねますたーにならないか?」という名前に遊び半分でしていたら、大人の人たちが真剣に「グッズやファンクラブもおねんね関連のもので考えよう」と言い出したので「あ、やばい」と思って(笑)。

豊田 自分の中ではそこまで重要視していなかったんですね(笑)。

なるみや 「あれ?“おねんね”が私のステータスになってるんだ」と思ったので、結果的に全部そっちに寄せていきました。

――流れに身を任せたわけですね(笑)。でも寝ることは好きということなので、お二人に睡眠に関するこだわりがあれば聞いてみたいです。

豊田 私はめちゃくちゃ寝ます。昔から12時間とか平気で寝るタイプで、よく「若いうちは寝る体力があるけど、大人になったら寝れなくなるよ」と言われていたんですけど、30歳になった今も全然変わらなくて(笑)。隙あらば寝たいですし、朝もゆっくり寝たいし、お昼寝もしたい。それくらい寝るのが好きなんですよ。でも寝すぎるので、最近は睡眠時間を正しく取ることを意識してます。

――豊田さんは土曜に深夜の番組をやっているので、睡眠の周期が不規則になりがちなのでは?

豊田 おっしゃる通り土曜日の深夜1時から朝5時まで生放送をして、日曜日の夜にも番組を持っているので、日曜の放送が終わって帰ったらすぐ寝て、月曜から金曜まではちゃんと朝起きて夜寝る生活をするように心がけています。

――なるみやさんは睡眠に関してはいかがですか?

なるみや 私もよく寝るタイプなんですけど、もともと寝ようと思って寝ない癖があって。わざわざベッドに入って「よし、今から寝るぞ」ってするわけじゃなくて、作業中にパソコンを触ってて、そのままピタッと寝てしまったりとか。

豊田 寝落ちするんですね。

なるみや はい。ピアノの練習をしている最中に、弾きながら自分の指を見ていたらどんどん眠くなっちゃって、ピアノを弾きながら寝ていくこともよくあります(笑)。それを直すべく、今は携帯とかも見ることなくベッドに入って目を閉じるようにしています。最近は「ヨガニドラ」という、ガイドが淡々と語りかけてくる睡眠誘導を聞きながら寝ています。

――今のお話を聞いていると、どちらかと言うと豊田さんの方が“おねんねますたー”感がありますね(笑)。

なるみや 確かに(笑)。

豊田 でも、私はさすがにパソコンしながらは寝ないので、どこでも寝られるという点では、なるみやさんの方がおねんねますたーだと思います。

――ちなみにお二人は普段「妄想」はするタイプですか?

なるみや しますね。でも結構現実的な妄想で、力強い声で歌える女の人に憧れがあるので、自分がAdoさんになる妄想とかをしています(笑)。

豊田 実はAdoさんだった(笑)。私は妄想とは少し違うかもしれないですけど、普段、頭の中でずっとラジオ番組をしているんですよね。日常で起きた出来事に対して「オープニングトークでこれを話したら、メッセージテーマはこれにして、リスナーからはこういうお便りが来るだろうからこう返して」というのをずっと一人二役でやっています。

なるみや すごい……!

――お二人とも自分の活動に結びつく妄想が多いんですね。逆にファンタジーな妄想はしませんか?

豊田 昔はしましたよ。小さい頃は『神風怪盗ジャンヌ』が大好きで、もし「怪盗ジャンヌとして活動してくれ」って言われたらどうしよう?ってめっちゃ考えてました。

なるみや かわいい(笑)。私は憧れは憧れのまま終わっちゃうタイプだったので、そういう妄想はあまりしなかったかも。でも、最近ラジオに出させていただいているので、夢の中でめちゃくちゃ流暢に喋って自分でオチも作る妄想はしていました。今日は全然そういかなかったんですけど(笑)。

ライブツアーに向けての意気込みと今後の活動の抱負

ライブツアーに向けての意気込みと今後の活動の抱負

――なるみやさんは最近、ホロライブ所属のVTuber、アキ・ローゼンタールさんに「モノポリー」という楽曲を提供するなど、今回のタイアップを含め、自分以外の対象に向けた楽曲制作が続いています。普段の制作と違った気づきはありますか?

なるみや アキロゼさんの場合は歌唱するのが自分ではないので、キーの高さやBPMから見直しが必要でした。自分とは声質も音域も全然違うので、彼女の歌声を研究して「ハイのロングトーンが似合うから絶対に入れよう」みたいな感じで、パズルのように組み立てていく作業が多かったです。それと楽曲提供の場合、締め切りまで10日間あったら8日間は配信を見たり曲を聴いたりして、相手を調べることに時間を費やして、残り2日間で曲を作るイメージです。アキロゼさんからはジャジーな曲調というオファーをいただいていたのですが、配信を観ていたらすごくおちゃめな方だと感じたので、配信で話されていた失敗談を、許可をいただいたうえで歌詞に入れたりもしました。

――対象をしっかりリサーチしたうえで制作をするんですね。今後も楽曲提供やタイアップは積極的にやっていきたいですか?

なるみや はい。今回のタイアップを通して、クライアントさんのためにいろいろな情報を取り込んで楽曲に形にすることが、自分の身になって成長できている感覚があるので、何かに向けて曲を書き下ろすことは今後も積極的にやっていきたいです。

豊田 それこそ女性声優さんに楽曲提供すると面白いものが生まれそうですよね。女性声優さんの声をもっと楽器として捉えて、なるみやさんが曲を制作するっていう。あとは女の子のアイドルグループ、例えば=LOVEさんに曲を書いてほしいですね。なるみやさんのちょっと闇を感じさせる部分を確実に表現できるグループだと思うので……まあ私がイコラブ好きなのもありますけど(笑)。

なるみや アイドル、いいですね。私もイコラブさんは好きですし、最近は、きゅるりんってしてみてさんをよく聴いていて。ジェットコースターみたいな展開の曲が多いんですけど、自分も途中で拍子が変わったり転調していく曲を書くのが好きなので、それこそ楽曲を書いてみたいなって妄想したりしています(笑)。

――ぜひ実現することを願っています!そろそろお時間ということで、なるみやさんから、5月より始まるライブツアー“なるみや Live Tour 2026 【夢見行脚】”の意気込みをいただけますでしょうか。

なるみや 今回初めて全国のあちこちを回ろうと思ったのは、一人でも多くの自分に関心のある人に会いに行きたいという気持ちがあってのことで。お客さんはお客さん、演者は演者というよりかは、一緒にライブを作るような、距離が近いライブにしたいなと思っているので、興味のある方はぜひ足を運んでもらえると嬉しいです。

豊田 私はまだライブを拝見したことがないので、時間が合えば大阪公演をぜひ観に行きたいです。

なるみや ぜひ!大阪ではこれまでに3回くらいライブをしたことがあるのですが、ライブの前日にスタッフさんと食べたお好み焼きがすごく美味しかったのが思い出深くて(笑)。それに初めて大阪でライブをしたとき、大阪の人たちがすごく声を出してくれたんです。自分のリスナーさんはみんなあんまり声を出さないと思っていたので、衝撃を受けましたし、すごく嬉しかったです。また大阪でもライブができるのが楽しみです。

――最後にお互い伝えておきたいことはありますか?

なるみや そういえば『ユイカ』ちゃんから豊田さんのお話を聞いていて。一緒に遊んだ時にちょうど「ハチパレ」の話になって、「めちゃくちゃ話しやすい人だよ」って事前情報をもらっていました。

豊田 そうだったんですね!『ユイカ』ちゃんとは、去年“MINAMI WHEEL”(※FM802が主催するサーキット型ライブイベント)に出てもらった時に久しぶりに会うことができて。そういえばInstagramで一緒に習字をしていましたよね?

なるみや あ、習字しました(笑)。とたさんと3人で新年会をしようということで、うちに急遽集まったら、書初めをしたいっていう話になって。みんなで今年の抱負を書きました。

豊田 『ユイカ』ちゃんは「売名」って書いてましたよね(笑)。すごいことを書くなあと思って。

――なるみやさんは何て書いたんですか?

なるみや 私は「特訓」って書きました。

豊田 頑張り屋さんのところが出ていて、ここまでの話の流れが全部集約されている言葉ですね(笑)。本日はありがとうございました!

●なるみや Profile
作詞・作曲・編曲までを自身で手がけるシンガーソンライター。
楽曲制作全てに至るまでをトータルプロデュースする高い音楽性に加え、ユーモア溢れる喋りと特徴的な声など、音楽的な魅力と人間的な魅力の両方を兼ね備えた女性アーティスト。

5歳の頃からピアノを始め、12歳の頃から打ち込みを始め、2021年9月のTikTok初投稿から、1ヶ月で10万人フォロワーを達成。
TikTokに投稿したオリジナル音源が1日で100万回再生を突破し、その後「可愛いあの子が気にらない」の楽曲総再生回数は、2億4000万回再生を超え、
billboard Heatseekers SongsチャートTOP20内に合計5度チャートインするなど、高い再生回数アベレージを誇る。
独自性のある Music Videoも大きな話題を呼び、「可愛いあの子が気にゐらない」は2,600万回再生、「醜形恐怖症」MVは1,900万回再生、直近で大きなバズを巻き起こした「リードコントロール」も860万回再生を突破するなど、YouTubeをきっかけに多岐にわたった爆発的な広がりを見せる。

世の中の“不憫”に寄り添う音楽を作り続け、その高い共感性を生む音楽に数多くの若者が心を救われる。

●「リスパレ!」とは
アニメ音楽メディアである「リスアニ!」と、大阪のラジオ局・FM802で、カラフルな音楽との出会いを描く番組「802 Palette」がタッグを組んだ音楽メディア。
アニメ・ゲームカルチャー・ネットミュージック、そしてその枠を越えた様々なアーティストの魅力を発信します。

●802 Paletteとは
大阪のラジオ局・FM802で毎週土曜日25時から、DJ豊田穂乃花が生放送でお送りしているラジオ番組。
J-POP/J-ROCKの枠を超え、アニメ、ゲーム、ネットミュージックなど、カラフルな音楽との出会いを描く4時間プログラム。「#ハチパレ」の愛称で親しまれ、SNSでトレンド1位を記録するなど、注目を集めている。

●豊田穂乃花 Profile
9月26日生まれ O型。 高校時代、放送部との運命的な出会いをきっかけに声を使った仕事に興味を待つ。 小さいころから「自分発信の何かで人を幸せにしたい」と考えており、
放送部での活動を経て「自分の声で人に癒しを与えたい」とDJを目指すようになる。
2014年10月、放送芸術学院専門学校在学中に「LNEM」でDJデビュー。
2019年にはStarMachineProject「はじまりの かんじょう そうこう」にて舞台初出演を果たす。

●関連リンク

なるみや
公式サイト
https://narumiya-official.jp/

公式X(旧Twitter)
https://x.com/naru__sleep

公式Instagram
https://www.instagram.com/naru__neru/

公式TikTok

YouTubeチャンネル

FM802「802 Palette」
公式サイト
https://funky802.com/site/blog/1625

公式X(旧Twitter)
https://x.com/802Palette

リスアニ! × 802 Palette「リスパレ!」
公式サイト
https://funky802.com/lispale/

公式X(旧Twitter)
https://x.com/lis_pale

編集部おすすめ