独特の香味を持つ健康野菜「セロリ」を家庭菜園で育てるコツを解説!収穫後は、サラダはとしてはもちろん、炒め物やスープなど加熱してもおいしいです。特有のシャキシャキ感と味を楽しみましょう。

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セロリ(概要)

セリ科

<タネ>
タネまき 5月中旬~(直まき)
収穫 11月~

育て方のポイント

・乾燥に弱いので水やりを
・栽培期間が長く追肥が必要
・夏は日差しを和らげる工夫をする

発芽させるのが難しい

ニンジンなどと同様、発芽させるのが難しい。タネをまいたら、寒冷紗か新聞紙を被せて、乾燥を防いで発芽を促すといい。
タネをポットにまいて苗を育てるのもおすすめ。水の管理がしやすいので、畑よりもラクに発芽させられる。本葉5~6枚になったら、畑に定植する。移植を嫌うので、植えつける際には、根鉢を崩さないようにていねいに扱おう。

水と肥料が大好き

セロリは乾燥に弱いので、低めの畝を用意して、マルチを張って栽培するといい。それでも雨が少なくて土が乾くようなら水やりが必要となる。
栽培期間が長い野菜で、大きな株になる。養分を多く欲しがるので、やや多めの肥料を施しておくといい。栽培途中で様子をみながら追肥を与えよう。

畑の準備

【施肥量の目安】
・完熟堆肥
4kg/1m2
・米ぬかまたは発酵鶏ふん
300g/1m2
・有機石灰
150g/1m2
5cm程の低めの畝をつくる。水はけがいい畑なら平畝でいい。完熟堆肥、有機石灰、米ぬかや発酵鶏ふんなどの有機肥料を、畝全体にすき込んでおく。寒冷紗のトンネルをかけると、アブラムシなどの害虫対策になり、夏には暑さ対策になる。

「セロリ」」の育て方・コツ(家庭菜園)

基本の育て方

1. タネを直にまく

1か所に3~4粒の点まき。ニンジン同様、発芽させるのが難しい。好光性種子なので、覆土は薄く。雨上がりで土がしっとり湿っているときにまくのがおすすめ。タネはひと晩水に漬けてからまくといい。
「セロリ」」の育て方・コツ(家庭菜園)

2. 1か所1本で大株に育てる

大きな株に育つので、本葉が出たら間引いて1か所1本にする。9月に追肥をする。株間に即効性のある有機肥料を薄くまいて土と軽く混ぜておく。マルチをしている場合は、マルチを少し切って追肥する。
「セロリ」」の育て方・コツ(家庭菜園)

3. 収穫

草丈が30~40cmになったものから、根元から切って収穫する。全部を切らずに、わき芽を摘むように少しずつ収穫してもいい。採り遅れて大きくなると筋がかたくなるので注意する。茎だけでなく、葉も栄養があっておいしい。
「セロリ」」の育て方・コツ(家庭菜園)

生育促進「寒冷紗で暑さ対策」

セロリは冷涼な気候を好む野菜。夏になったら、寒冷紗のトンネルをかけて、日差しをやわらげて暑さ対策をするといい。害虫予防にもなる。

また、セロリは乾燥に弱く、たくさんの水を欲しがる野菜なので、雨が少ないときには水やりを欠かさないこと。
水やり代わりに、十分に薄めた液肥をたっぷり与えるのもおすすめだ。
「セロリ」」の育て方・コツ(家庭菜園)
寒冷紗のトンネルで遮光してセロリを栽培。やわらかいセロリを収穫することができる。

楽々栽培「背の高い野菜の下で栽培」

セロリは夏の間には、遮光をしておきたい。上記のように寒冷紗を利用するといいのだが、そのほかに、キュウリ、ナス、トマトなど背が高くなる野菜の隣でセロリを育てるアイデア栽培法もある。
日陰に入る場所にセロリを植えれば、適度に日差しが遮られて順調に育ってくれる。
ただし、隣といっても近づけすぎると風通しが悪くなり、病虫害が発生しやすくなる。適当な間隔をあけて植えるといい。
セロリのほか、ミツバ、パセリといった、半日陰を好む野菜を育てる場合にも、この方法はおすすめだ。
「セロリ」」の育て方・コツ(家庭菜園)
トマトの畝と畝の間でセロリを栽培中。

メンテナンスのポイント

「セロリ」」の育て方・コツ(家庭菜園)

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「セロリ」」の育て方・コツ(家庭菜園)
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