FEC所属のピン芸人・アカバナー青年会が今年還暦を迎える。39歳でFECに入り20年。
芸歴や肩書では測れない「人間そのものの面白さ」が際立つ芸人だ。29日午後2時から、那覇市のテンブスホールで記念ライブを開く。
 芸人になる前はスーパーマーケットの主任として売り場を仕切り、バブル期にはホストとして東京の夜の街に立ち、ホテル勤務も経験した。公園で見かけた「だまされた」という落書きから、見知らぬOLの泥沼の不倫劇に思いをはせる過剰な想像力が笑いを生み出す。人生の堆積から引き出されるエピソードが芸人としての最大の武器だ。
 しかし本人は膨大な経験の引き出しの「鍵をなくした」と笑う。還暦ライブの翌日が60歳の誕生日。記憶や反射神経の衰えも味として笑い飛ばしている。
 ライブをプロデュースするハンサムの仲座健太も、存在そのものの面白さに引かれている。けいたりん(プロパン7)、ニッキー、メガネロック大屋、いさお名ゴ支部、こうへい(ゴリラコーポレーション)らをゲストに、ネタやトークを繰り広げる。
 入場料は前売り2千円。問い合わせはFECオフィス、電話098(869)9505。
(社会部・真栄里泰球)
 
(写図説明)単独ライブへの来場を呼びかけるアカバナー青年会=7日、沖縄タイムス社
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