俳優の仲野太賀が主演を務めるNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』(毎週日曜 後8:00)の第17回「小谷落城」が、5月3日に放送される。戦国の転換点を一気に描く急展開を前に、武田信玄の描かれ方をめぐり視聴者の関心が高まっている。


 本作は、天下人・豊臣秀吉の弟である豊臣秀長(小一郎)を主人公に据え、兄弟の絆と天下統一までの軌跡を描く第65作。仲野太賀が秀長、池松壮亮が秀吉(藤吉郎)を演じ、小栗旬の織田信長ら戦国武将が重厚な人間ドラマを展開する。

 第16回「覚悟の比叡山」では、浅井長政(中島歩)の裏切りにより窮地に陥った信長の怒りが頂点に達し、金ヶ崎の退き口から姉川の戦い、比叡山焼き討ちまでが一気に描かれた。物語は猛スピードで進み、次回はいよいよ浅井家滅亡へと至る「小谷落城」に突入する。

 第17回では、武田信玄(高嶋政伸)が遠江へ侵攻し、三方ヶ原で徳川家康(松下洸平)を打ち破る一方、足利義昭(尾上右近)も挙兵。信長は絶体絶命の危機に立たされる。しかし、武田軍は突如撤退し、情勢は急転。信長は浅井・朝倉攻めを再開し、小谷城に籠城する長政を追い詰める。小一郎と藤吉郎は、お市(宮崎あおい)らの救出に動く。

 この展開により、史実通りであれば信玄は間もなく退場する可能性が高いとみられる。これまで劇中での登場がわずかだったこともあり、視聴者の間では「1話で退場しそう」「高嶋政伸の無駄遣いではないか」といった声が広がっている。

 さらに公式SNSが公開した信玄の場面写真にも注目が集まり、「次回で退場なのか」「再登場してすぐ退場?」「贅沢な使い方」など反響が相次いだ。
史実では三方ヶ原の戦い後、信玄は甲斐へ引き返し、その後病死したと伝わるだけに、ドラマでどのように描かれるかが焦点となる。浅井長政や朝倉義景ら有力武将の退場も重なる見込みで、物語は大きな節目へ。激動の戦国を背景に、秀長の視点から描かれる“天下取り”の行方に注目が集まる。
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