退場を宣告された選手がその直後に相手選手の顔面を殴りつけるショッキングな出来事がスペイン2部リーグであった。
衝撃的なシーンがあったのは、26日に行われたウエスカ対レアル・サラゴサ戦。
後半アディショナルタイム、サラゴサGKエステバン・アンドラーダは、相手DFホルヘ・プリードを突き飛ばしたことで一発退場を宣告されると激高。
プリードのもとに突進すると、顔面を殴りつける凶行に及び、両チームが入り乱れる大混乱になった。
アンドラーダはアルゼンチン代表経験もある35歳のベテラン。
今回の行動は大きな問題になっており、アルゼンチン紙『TyC Sports』も「顔面を容赦なく殴りつけ、世界中から非難を浴びた」と伝えるほど。
サラゴサの監督と選手も「心からお詫びする。決して越えてはならない一線がある」、「クラブの全員を代表して謝罪したい。特に子供たちが見ている試合でふさわしくないものを晒してしまった」などと謝罪。
そして、アンドラーダも謝罪することになった。
「起きたことを深く後悔している。クラブ、ファン、そして何よりも自分のようなプロ選手にとって、決してイメージがよくないものだ。
自分のキャリアの中で、退場処分を受けたのはペナルティエリア外でのハンドの一度だけ。
(1点をリードされた)非常に緊迫した状況だった。冷静さを失い、あのような反応をしてしまった。
本当に申し訳ない。二度とこんなことはしない。プリードにも謝罪したい。自分が悪い。あの瞬間はキレてしまった」
かつて香川真司や長谷川アーリアジャスール氏も所属したサラゴサは、22チーム中21位と3部降格危機にあるが、アンドラーダに懲戒処分を科すとしている。
彼はメキシコのモンテレイからレンタル移籍中だが、「シーズン終了まで起用しない、買い取りオプションを行使しないといった議論がすでに始まっている」という。
一方、かつて岡崎慎司氏がプレーしたウエスカも19位と降格圏内にある(35歳のプリードは岡崎氏と57試合プレーした元同僚)。
筆者:井上大輔(編集部)

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